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「禁じられた出会い」
深夜。
剛は一人、街を歩いていた。
冷たい風が頬を打つ。
頭の中は、陽介との言い争いがリフレインしている。
その時、視界の端に——
奇妙な影が映った。
「……誰だ?」
剛が振り返ると、そこには黒いコートをまとった男が立っていた。
???
「桐生剛。君に話がある。」
無表情な男。
だが、その瞳だけが異様な光をたたえている。
「……あんた、何者だ。」
???
「未来から来た者だ。
君たちが信じたその『未来』が、どれだけの犠牲の上に築かれているか——
知る覚悟はあるか?」
一瞬、剛の背筋に寒気が走る。
——何かが、壊れていく予感がした。




