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恋の星になるため、頑張ります

ジョン·オドネルの名言がある。

「片思いは私たちに勇気を教えてくれます。片思いについて勇気を持って話せば、その愛は美しく咲くことができるのです」

　その言葉がその言葉が脳に残って、少し先を行く先輩を眺めた。友達といるときは、そんなに自信満々だったが先輩の前ではすべての事故が止まることになる。

何を話せばいいのか分からなくて、好きだという言葉しか出てこなくて、私が失言をしないか心配になる。心の中では無数の言葉が出てくるが、口は開かないんだ。

　「今日はどうでした。」

　「今日も部活は楽しかったですか。」

　「好きです。」

　「先輩が大好きです。」

　言葉では吐き出せない言葉。

　足を止めて先輩を見た。勇気もなくて日常生活の言葉を吐き出すのも怖くて、ただ先輩が私と一緒に下校しようという言葉にも心臓が熱くなって好きになる。

　だからこそ話した。私の気持ちを伝いたい。

　足を止めた私に気づいたのか先輩は後ろを振り向いて私を見ながら笑ってくれた。

「ゆうか」

　あの笑顔がいい。

「あ、すみません。」

　だから私のことを嫌いにならないでほしい。告白をしなくてもいいから、ただそばにいたい。

まだ夕焼けの前の空を見ながら、星に祈った。今、恥ずかしくて隠れた星に祈った。私とあなたは似ているから、どうか私の願いを聞いてくれと。

しかし、私と星の違いは、星は普段は恥ずかしくて自分の姿を見せないが、時がくると勇気を出して輝くように自分の姿を見せることだった。