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【メイン】超ショートショート小説たち

「猫街灯」No64

作者: なみのり

私は藍色に染まった朝焼けの街を歩いていた。目覚ましのためにぶらぶらしていると、小さな路地が目に入る。


「猫?」


そこにはたくさんの黒猫がいた。

だいたい15匹くらい。この街にはこんなにたくさんの黒猫がいたのか。

黒猫達はそれぞれ思い思いに、室外機の上で寝たり、ダンボールの中を泳いだり、ギターケースの中から尻尾だけ出したりしていた。


私がしばらくそれを眺めていたら、ちょうど太陽が出てきた時に、黒猫達は一斉に走り出した。

私はとてもびっくりしたけど、ちょっと足の遅い一匹に狙いを定めて、追いかける。


随分走った後、黒猫は路地から少し離れた鉄の街灯まで来る。そして…


「え?」


黒猫はスルリと街灯を登ると、街灯の光と一体になり、光とともに消えていった。


私は呆然としながらも、それも程々にして歩き出す。

まさか黒猫が街灯を消す役目を持っていたとは知らなかった。


私は次の知らないことを少しでも見つけるため、歩き出した。

お恥ずかしながら文章の仕事を目指しています。先はまだまだまだ遠いですが、一生懸命1歩ずつ頑張りたいと思います。アドバイス等をどしどし下さると助かります。

コメントも一言貰えるだけでモチベーションが凄く上がるので、お暇であればお気軽にお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] いいアイデアですね。 面白い。 いい出来のショートショートのように感じました。(^_^) [一言] どんどん腕が上がっている感じです。(^_^)
2018/10/21 08:52 退会済み
管理
[良い点] 夜になると何故かたくさん見かける猫の秘密を見た!! 面白かったですヽ(^○^)ノ
[良い点] 猫街灯という発想が可愛くて良かったです。
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