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第0話 プロローグ

んっ...んん~~~~!!!はぁ...今日も良い天気...うーん…良い天気マジ良い天気すっごい...

あっすごい...すげぇ・・良い天気過ぎ...て、てんき...良い...アァァァ!!暑いわ!!!!

ばっかじゃねぇの!!最高気温40度だよ!バカか!暑すぎるわ!!くっそあちぃ~なぁ...


名前は「田村 伝蔵(たむら でんぞう)」27歳サラリーマン(社畜)、独身、彼女募集中だよ!

俺は世間一般で言うオタクというやつだ、趣味にすべてを費やすために働いてる!

ソシャゲ・ネトゲ・アニメ・漫画・音楽、あげればキリがないほど色んな方面に貢いでる。

その中でもはやり最近は異世界物にハマりだしてるな...異世界はいいなぁ~っと毎日思いながら働いている


「やっぱ転生かなぁ~...転生するとしたら一度は憧れる異世界ハーレム!!作ってみてねぇなぁ...」


もちろんチート能力で世界を救う勇者とか、現代の料理を異世界で作るとか、のんびり畑を作って暮らすとか

夢は語りきれない!!

その中でもやっぱり”冒険者”とかは憧れるなぁ~、仲間とパーティーを組んで迷宮やらダンジョンやら

強い敵を倒して友情やら恋やらに目覚め、最後には恋人と魔王を倒す...嗚呼なんてロマンチストなんだ俺は

まぁそんな事を夢見つつ今日も今日とて残業なんだけどな

まったく、俺は凄い良い先輩だよな......マジ疲れた。


「あー!!!やってらんねぇ!!!なんで俺が後輩の尻拭いなんかを!!!!」

プルプルプル

「ん?誰だ?」


「あ、もしもし?田村か??俺だよ!久しぶりに飲みに行かないか??」


どうやら高校時代の先輩から飲みの誘いだそうだ、丁度いい飲みながら思いっきり先輩に愚痴を話に行ってやろうではないか、覚悟しておくんだなクックック

先輩とは同じ陸上部で仲が良かった、社会人になった今も仲が良い、こういう仲は大切にしていきたいな

そんなこんなで楽しい飲み会もお開きした。


「じゃぁ~な~田村ぁ~!きぃーつけて帰れよぉぉーう!はっはっは!!」


ははは、まったく面白い先輩だな...

さて...俺も酔ってるからな...気を付けて帰らないと...おっとっと......ん?


ブブブブウウーーー!!!!


「うぉおおおおおおっほおおいいーー!!!????あっぶねぇなあのトラック!!??」


おいおい...もう少しで異世界転生定番の「キラッ☆トラックで異世界転生♡」みたいな感じになるところだったぞ...冗談じゃないぞ...本当に転生出来る訳ないし、そもそも痛いの嫌いだもん......ん?


ドンン!!!!!!


う、うそだろ...マジで跳ねられた...?後ろから来るなんて分かる訳ねぇじゃん

うわ...なんか...眠たくなってきた...うぅ...



「...様!」


ん...?誰だこの超イケボな声は...?


「--様!!」


何て言ってるか聞こえないわ、なんて?


「魔王様!!!起きてください!玉座で寝るのは止してください!!」


......えっと??


な、な、な、なんじゃぁぁぁコリャァァァァァァア!!!???









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