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ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
8/52

ダンジョン8

あれからダンジョンを3周した。


大体1周して少し休憩したら最初のガイコツは復活してるようだ。

これでDPは26pになった。


ちなみにその三周の内、最初の周でレベルアップした。



Lv 3

HP 8/15

MP 0/2

STR 7

VIT 7

INT 7

MID 7

SPD 7

DEX 7

LUK 7



相変わらず1づつしか上がってないが。

HPは拠点で休憩してたら少し回復したみたいだ。



そしてDPが溜まったことにより、ついにまともなトイレを設置することができる!


…トイレの設置にこんなにもテンションが上がるとは。

だが割と笑い事では済まないレベルが近づいてきている。早いこと設置せねば。


メニューを開きDPを開く。

「部屋 狭い」 を選択。


【 部屋が選択されました 設置場所を決めて下さい 】


メッセージが流れ、メニュー画面にこの拠点の見取り図のようなものが現れた。

なるほど、これで配置場所を決めるんだな。


早速扉とは反対方向の壁に部屋を設置する。


【 これでよろしいですか? 】

【 はい・いいえ 】


はいを選択すると、一瞬の間に壁に扉が現れた。

開いてみると非常に狭い部屋になっており、中には何もない。


続いてDPで和式のポットントイレを交換する。


【 配置場所を決めて下さい 】


メニュー画面を操作し、今できたばかりの部屋の中に配置する。

すると部屋の中に一瞬でトイレが現れた。


「やった!!」


思わず叫んでしまった。

トイレでテンションMAX。と言う状況も気にせず早速使用してみた。










何とか尊厳と部屋の臭いは守られた。

間に合わなかったら大変なことになっていたところだ。




拠点のわら布団に寝転がり物思いにふける。


今日はダンジョンを5周ほどしたが、何とかやることができた。

慣れたせいか、昨日ほど疲れもたまってないように思える。

明日からもこんな調子でDPを貯めていこう。そしてある程度生活環境が改善されたらダンジョンの本格的な攻略を進めていくことにしよう。


そう考えながら、やはり横になると睡魔が襲ってきたのでそのまま寝ることにした。

晩御飯食べてないな…。











目が覚め、早速食事をとる。

トイレ設置の為残りDPは6。いつも通り固いパンと美味しい水と言いたいところだが、今日は少し奮発する。

水は美味しい水だが、パンを「普通のパン 3p」にした。





…パンを食べて涙が出たのは初めてだ。

まだここに来て2日しかたってないのに、こんなにもただのパンが美味しく感じるなんて。

味も何もついてない本当にただのパンだったし、固いパンと違い噛む回数も少ないので満腹になった感じは無いが、それでも嬉しかった。



よし、次の目標は食生活の改善だ。

そう気合を入れ、今日もダンジョンへと向かう。



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