表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
37/52

ダンジョン36

あれから一週間、俺たちは4階の周回を繰り返した。

リコも元ゲーマーなだけあって、同じ事を繰り返し行うのは苦ではないようだ。

リコ曰く、してることは同じでもその度にポイントが貯まっていくのを見ると嬉しくなるよね。との事。

きっと昔もRPGのレベル上げを何時間もしていたのだろう。


と言うわけで、今日までの成果がこちら。



NAME  檀上 守

Lv 16

HP 88/88

MP 15/15(25)

STR 25

VIT 25

INT 23

MID 20

SPD 22

DEX 21

LUK 20


スキル

・マップ レベル11

・危険察知 レベル2

・体術 レベル9

・土魔法 レベル5

・剣術 レベル8



RACE  ニワ・トリ(亜種)

NAME  リコ

Lv 6/20

HP 75/75

MP 50/50


STR 19

VIT 20

INT 26

MID 20

SPD 25

DEX 18

LUK 18


スキル

・風魔法 レベル10

・人化  レベル11

・MP自動回復 レベル3



俺のレベルが3、リコのレベルが2上がった。

これまでの事を考えるともうすぐリコのレベルも上がりそうではあるが。


スキルも大分レベルが上がった。

周回をする前まででもポツポツと上がってはいたが、この一週間で全てのスキルのレベルが軒並み上がった。

俺は特に体術と剣術が上がっっている。

まあずっと接近戦を繰り返していたらそうなるだろう。

危険察知に関してはほとんど危険を感じていないからか、1しか上がっていない。

魔法もMPが余らない程度には使っていたのでそこそこ上がった。


リコは俺より魔法を使う事が多かったのでその分風魔法が伸びている。

そしてそれ以上に気になるのが、使い込んでいる風魔法よりもレベルの高い『人化』である。

最初は【 必要MP10、消費MP1/1分 】だったのが、レベルが10を過ぎたことにより【 必要MP9・消費MP1/6分 】となった。

さらにMP自動回復のレベルも上がったことで、10分に1回復していたMPが、8分で1回復するようになった。

このままいけば常に人化状態でいられるようになる日もそう遠くなさそうだ。

まあ有用なスキル名だけあって、MP自動回復はレベルアップに時間がかかるようだけど。




そして拠点の内装も色々と充実させることができた。

この一週間で交換したリストがこれ。



シャワー室 1000p

石鹸100g 500p

タオル(小) 50p×2

バスタオル200p×2

服(古着)100p×3

木のベットセット1000p×2

寝室500p×2

洋式水洗トイレ1000p

歯ブラシ50p×2



先ずシャワー室を設置した。

場所は今水浴び部屋としている部屋をそのまま使用した。

これでいつでもシャワーを浴びれる。


…もう臭うなんて言わせない!


そして固形石鹸やタオル、服の着替えなど必要そうなものを交換。

さらに小さめな部屋を二つ作りそこに木のベットを設置。

部屋の明るさを暗めに設定してあるので二人のそれぞれの寝室となる。

基本岩のある広い部屋にいるので、使うのは基本寝る時だけだ。


そしてトイレが進化した。

トイレが進化したんだ。


大事な事だから何度でも言うが、このトイレを設置した時に、初めてポットン便所を設置した時の事を思い出してウルッときてしまった。

リコに「何で涙ぐんでるの?」って顔で見られたが…。





とまあこんな感じで、「衣・食・住」の内の「住」が非常に進化したわけだ。

「衣」も替えの服を手に入れたので前みたいに、ぼろい服の着た切り雀ではなくなった。

「食」は無限箱を取るにはDPが足りないので安定供給とはいかないが、一日の稼ぎが増えてきているのでその日その日で多少贅沢するぐらいのレベルでは食べることができる。




現在の所有DPは966pだ。

最初は俺もMP自動回復のスキルを取ろうかと思っていたが、一周して見た限りで俺のMPが多少回復すたところでそんなに変わらないと思い後回しにした。

それよりも先にドロップ発生のスキルの方が気になる。

大分快適さもアップしたし、次はそろそろドロップ発生と鑑定スキルを取ることにしようか。






「さて、そろそろ5階の探索を再開しようと思うんだが…どう思う?」


これからの事についてリコと話し合う。

ちなみに最近リコは、拠点にいる間人化していることの方が多い。

それもそのはず、人化の消費MPより拠点での回復量の方が多いから、スキルレベルを上げる為にもこの時間を使わないのはもったいないからだ。

…俺の目の保養にもなるし。


「うん、私もそう思ってたところ。ところで、今900p以上あるけど、何か先に取っておく予定の物って有る?」


俺の内心を知ってか知らずか…、いや、きっと気付いてるだろうけども、リコはごくごく普通に接してくれる。


「ああ、出来れば先にドロップ発生のスキルを取ってから行きたいと思っていたとこだが。」


「じゃあ、明日の午前中はスキルを取るのと確認の時間にして、昼から5階に行く?」


「そうだな、じゃあその予定で行こうか。」



簡単に明日の予定を決めてそれぞれ寝室に向かう。


「お休み、守さん。」


「ああ、お休み。」



美少女と就寝前にお休みを言い合うのも大分慣れた。

最初の内はなんだか気恥ずかしい気持ちもあったが、それよりも朝の方のインパクトが強いからこちらは慣れてしまった。

朝に何があるかって?それは明日になればわかるだろう。




では明日も良い日になりますように。

お休みなさい。















次の日。


バタンッ!!


「おっはよー!!朝だよー!!!」



 ……今日は元気っ子で来たか…。



勢いよく扉を開けてリコが入ってくる。


「およ?珍しくまだ起きてない?ねぇねぇ、起きてー。」


ゆっさゆっさと布団を揺らして俺を起こそうとしてくる。

何時までも揺さぶられるわけにもいかないので、布団の上で上体を起こす。


「ああ、起きてるよ。…ありがとう。」


「えっへへー、どういたしまして!」


にっこりと笑顔を見せ、リコは部屋から出ていく。




そう、あれからリコは毎朝色んなシチュエーションで俺を起こしてくれるようになった。

時には今日みたいに元気よく、時にはこっそりと忍び込んで囁くように。

よくそんなこと知ってるな、と思えるぐらいバリエーション豊かな起こし方で俺を驚かしてくれる。

最初の頃はお礼だと言っていたが、今はただ単に楽しくなってきただけだと思う。


一番驚いたのは、こっそり部屋に忍び込んできて、俺の耳元で「ねぇ…、起きて…。」って色っぽく囁かれた時だった。

目があったときには二人とも赤い顔になっており、微妙に気まずい空気が流れてしまったわけだが。






それはともかく、ベットから降りて一度大きく伸びをする。

おそらく元の世界基準で言うと安い布団なんだろうけども、藁の布団とは比べ物にならないほど今の布団は寝やすい。

出るのに多少名残惜しくはあるものの、今日も頑張って稼がないといけないからな。




2人で一緒に朝食を食べ、4階を一周する。

これで1124p。

そしてやはりこの周でリコのレベルが1上がった。



RACE  ニワ・トリ(亜種)

NAME  リコ

Lv 7/20

HP 75/80

MP 50/56


STR 20

VIT 21

INT 28

MID 21

SPD 27

DEX 19

LUK 19





さて、リコにも許可をもらい早速スキルを取る。



スキル『ドロップ発生』 1000p


魔物を倒した後、確率でアイテムを落とすようになる

アイテムの種類や確率は魔物によって違う

ステータスのLUCの数値によって落とす確率が上昇する

基本1体の魔物につき複数個アイテムが定められているが1回の戦闘で1体の魔物が落とすアイテムは1種類のみ





大体思っていた通りの内容だった。

しかし今まで効果がいまいち分からなかったステータスの運がここで関わってくるのか。


とりあえずMPが回復したら、試しに4階をもう一周してみるとしよう。








スキル習得後、再びリコとダンジョンへ。

階段を上がり4階へと進む。


この周回は5階側の階段から始めるので、最初に出てくる魔物は武器を持ったガイコツが4体だ。

いつものように魔法で2体倒し、残りの2体を物理で倒す。


出来れば魔法は温存して接近戦の技術ももっと磨きたいところだが、今のところは周回してDPを貯めるのが目的だったので早さを重視して戦ってきた。

だがその内どこかで2、3体と同時に戦う練習もしないといけないな。



いつも通りガイコツを倒すと、光の粒が消えた後に何かが落ちていた。


「これは…骨…?」


それは一本の骨だった。


「何となく気持ち悪いというか…、あんまり持って行きたいとは思わないな。」


リコも同意見のようで横で頷いている。

ゲームなんかでは、錬金素材として『ドロドロの何か』のようなアイテムも出てきて、普通にアイテム欄に入っているが、現実でそんな物見つけても持って行きたいとは思わないし、触りたくもない。

明確に使用用途が分かっているならまだしも、その辺はやっぱりゲームなんだなと思わざる得ないな。



少し考えた結果、ドロップした骨は持って行かずに置いていくことにした。

ま、何より持って行こうとしても入れるものが無いから無理なんだが。


…今まで必要な持参物なんてなかったから、入れ物が必要って考えが無かったわ。




気を取り直して周回の続きをする。

スキルの説明には、「基本1体の魔物につき複数個アイテムが定められている」とあったので、骨以外にも何か落とすことを期待するとしよう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ