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ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
23/52

ダンジョン23

リコのアドバイス通り、リストから土魔法を選んで習得する。



スキル『土魔法』 レベル1

土に関する魔法を使用できる

使用にはMPを使用

スキルレベルが上がると使用できる魔法が増える

 使用可能魔法 

 ・ロックボール



・風魔法 ロックボール

消費MP 1 

魔法の石の玉を作り敵にぶつけ攻撃する




岩じゃなくて石ね。

レベルが上がるとでっかい岩とか出せるのか?

というか、3階の玉に物理的な石の攻撃が効くんだろうか。

まあ魔法の石と書いてあるから大丈夫だと思いたいが…。



1人悶々としているとリコが、できたの?と言う感じで首を傾げ見つめてきた。


「土魔法、取ったぞ。後は明日試してみよう。」


そう言うとリコは満足そうな顔をして自分の布団へ向かって歩いて行ってしまった。


ま、何にしても明日だな。

俺も食事を終え、久々にリストを眺めて時間をつぶすことにした。











次の日。

今日もリコに起こされ朝食を食べる。

そして準備を整えダンジョンへ。

今日の予定は3階層の探索だ。

2人のMPが半分を切るぐらいまでは普通に3階を探索して、MPが少なくなって来たら引き返し拠点に戻る。

そうしないとMPが切れてから引き返していては、途中で光の玉に出会ってしまったら逃げるしかできなくなるからな。

後は1階2階と同じようにマップを埋めつつ次の階段を探そう。




1階から3階まで最短ルートで進み、光の玉のところまでやってくる。


「じゃあ試してみるぞ。」


今回は俺が魔法で倒すことにした。

試し打ちは、昨晩扉から入ってすぐのところでしてみた。

体から何かが抜ける感触があり、目の前にこぶし大ぐらいのサイズの石が浮いていた。

それを前に投げるようなイメージで手を前に突き出すと、ヒューンと飛んで行った。

流石に魔物相手にぶっつけ本番はしたくないからな。


では試し打ちした時と同じように魔法を発動する。

現れた石を光の玉目掛けて放つと、魔法の石は魔物にぶつかり風魔法を使った時と同じようにパァンと音をたてて弾けた。


ふむ、問題なく効くようだな。

これで物理だから効きませんってなったらどうしようかと思ってドキドキしたわ。


さて、魔法が問題なく効くことが分かったので、本格的に3階層の探索を始める。


右に左に道を進み、道中ガイコツや光の玉を倒しながら進む。

行き止まりがときたまあり、作り的には2階層とあまり変わらないようだ。



しばらく探索を続け、二人ともMPが減ってきたので一度拠点へ帰ることにする。

帰ってきて確認すると所有DPは222p。

道中リコのレベルが1上がり、後もう一つで上限レベルとなった。



RACE  ニワ・トリ

NAME  リコ

Lv 9/10

HP 40/45

MP 1/12


STR 12

VIT 13

INT 14

MID 11

SPD 13

DEX 12

LUK 11



一旦お昼を取り休憩して、再びダンジョンへ入る。

1階2階を通過して、3階のマップを埋めるように進む。

3階で現れる魔物は、ガイコツ2体に玉1体のセットが多く、たまにガイコツ3体のグループやガイコツが1体に玉2体のグループもいた。

玉は経験値が2とガイコツより多いが、倒すのにMPを消費するからどちらが良いとは言い切れないな。



そうして3階を探索し、MPが少なくなってきたので引き換えし拠点へと戻った。

道中俺のレベルが1あがった。



Lv 11

HP 52/58

MP 2/14

STR 16

VIT 17

INT 16

MID 15

SPD 16

DEX 15

LUK 15



3階まで行くのに少々時間はかかるが、1階2階を通過する往復分だけでもそれなりに経験値とDPは貯まるようだ。

俺もリコと同じようにできるだけ魔法を使うようになってMPの上昇値が上がっている。

俺の場合、マップも使う必要があるから全て土魔法で使ってしまうわけにはいかないのでMP管理に多少気を遣うが、最大MPが増えてくればその苦労は減る。

地道な作業になるが、しっかりと上げていかないといけない。



拠点に着くと6時前だったので、今日は水浴びをしようと思う。

本当なら毎日したいのだがDPにそこまで余裕があるわけでもないし、食事と違って2~3日抜いても死んでしまうわけでもない。

実際元の世界でも仕事が忙しく家に帰れず、風呂に入れないことも何度もあったからこちらでも優先順位は低めだ。

それにこちらでは多少臭ったところで気にするのは自分だけだから、最悪前回水浴びをした時の臭いになるぐらい迄は我慢できる。

とは言っても、我慢できるだけで臭わないに越したことはない。

今のDPの稼ぎ具合なら毎日ではなくても2~3日に1回で問題ないはず。

前に洗って干しておいた服を持ちリコに声を掛ける。


「水浴びしてくるから食事は少し待っていてくれ。」


俺がそう言うとリコは驚いたような顔をしてこちらを見る。


「ん?そんなに時間かからないから大丈夫だ。…待てないほどお腹すいてるのか?」


すぐに食事にしないことに驚いているのかと思ったが、リコの様子を見るとそうではないようだ。

どうももじもじとして何か言いたそうにしている。

この状況でこの態度と言うことは…


「もしかしてお前も水浴びしたいのか?」


そう問うとリコは少し恥ずかしそうに頷いた。

恥ずかしそうな顔…。俺も大分ニワトリの表情が分かるようになってきた気がする。

頭の中に「ニワトリマイスター」と言う言葉が浮かんだが頭を振って追い出す。


「じゃ、一緒に入るか。」


そう言って俺は水浴び用の部屋に入ると、リコも後からちょこちょことついてきた。

早速DPでお湯とタオルを交換し、服を脱いで体を拭く。

そして俺のとは別にもう一つお湯を出してリコにすすめる。


「桶の中に直接入ってもいいぞ。お湯だけどそんなに熱くないはずだ。」


そう言いつつリコの方を振り返ると、なんだかとても恥ずかしそうに視線を逸らしている。

…?まあいいか。


「桶こっちに置いておくぞ。」


リコ用のお湯の入った桶を近くにおいてやり、俺は自分の体を拭く。

ついでに前と同じように着ていた服もお湯につけて洗い干しておく。

リコの方を見ると、ちゃんとお湯に浸かっているようだ。

桶のサイズがぴったりリコの入れる大きさだったので、浴槽のように使っている。

ただ体は反対の壁を向いているが。


「先に出るぞ。」


リコに声を掛けて先に出る。

一瞬ビクッと体をはねさせたが、こちらは向かずに頷いたので大丈夫だろう。


拠点の大部屋へと戻り服を着て夕飯の準備をしていると、丁度準備が整った頃にリコが出てきたので一緒に食べたが、その間モクモクとパンを突きこちらに目を合わせようとしなかった。


……どうも挙動不審と言うか、行動に落ち着きがないな。



特に原因も思いつかず、とりあえず今日は休むことにした。

明日も今日と同じように3階層の探索だな。

今のところ問題なく進めているからDPも保留で。


しかし3階に行くまでで結構な時間を使っているから、深い階層に行ったときには何かしら短縮できる方法が欲しいな。

例えばダンジョン系のゲームでよくあるポータルとか、行った階層にワープできるスキルとか。


使えそうなスキルが無いか確認しながら布団に横になる。








すでに自分の布団に入り、顔を背けているリコの頬がほんのり赤い気がするんだが…大丈夫だよな?

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