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ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
22/52

ダンジョン22

次の日。



試すのはリコに話をしてからにしようと思い、昨日は休むことにした。

やはり疲れは溜まっていたようで、リコは布団ですぐに寝ていた。

昨日と同じようにリコに起こされ、一緒に朝食を食べる。


「リコ、今日の予定なんだが、先ずお前に魔法を覚えてもらおうと思う。」


パンを食べながら昨日考えたことを話す。

リコは少し驚いた表情をしてこちらを見た。


「昨晩色々考えたんだが、3階を突破するには間違いなく魔法が必要だろう。そして俺たちはどちらもMPが低い。」


リコは俺の話を聞き、そうなの?という具合に首を傾げる。

そうか、こいつは自分のステータスが見れるわけじゃないんだな。


「ああ、数字で言うと俺が11でリコが6だ。ちなみにレベルは俺が10でリコは7だ。」


ごく自然にMPやレベルという言葉に対して、フンフンと理解したような顔を見せる。

最近思ったのだが、こいつ本当は元人間なんじゃあないか?小説でよくある人外転生物みたいに。

じっと見ていると視線に気づき、どうしたの?と首を傾げてくる。

…ま、今はいいか。そのうち確認してみよう。


「MPを含め各ステータスはレベルアップの時に上がっているが、レベルアップまでの行動で多少増加するらしい。だからレベルの低いリコが先に魔法を覚えて、できるだけMPを使うようにすればMPの底上げができるはずなんだ。」


こちらの考えを全て理解できているという前提で、ステータスについて、レベルについて等の説明をする。

マップについても話をして、俺のMPの上がり幅を例にして説明すると、なるほどー、といった感じで頷いてくる。


「だから今日はリコに魔法を覚えてもらって、3階の光の玉に効くかどうか一回試してみる。そして効くにしても効かないにしても今日はまた2階の周回をする。」


もし魔法が効くなら俺が魔法を覚えるためにDPを貯める必要があるし、効かない場合も対策を講じるためにはDPが必要になるだろうし。



「でだ、ここまで話をしておいて言うのもなんだが、実際に試してみないとリコが魔法を覚えれるか分からないんだ。今話したことは夕べ考えたことだから、一回話をしてから試してみようと思ってな。」


そう言うとリコはコクリと頷き、「オッケーだよ。」とゆう感じの顔でこっちを見る。

メニューを開きリストを開いてリコにもう一つ質問をする。


「今覚えれる魔法は、火・水・風・土の内どれかなんだが、どれがいい?」


俺が決めてもいいが、自分に合う合わないもあるだろうし、先ずは聞いてみることにした。

するとリコは羽をパタパタとして、俺の顔をめがけて風を送ってきた。


「風魔法か?」


コクリと頷き羽を動かすのを止める。

早速リストから風魔法を選択する。



【 スキル 風魔法 を誰が習得しますか? 】



パーティメンバーがいると選択制になるんだな。

リコを選択するとその瞬間一瞬ビクッとする。

メッセージ自体はリコにも聞こえてるのか。もしくは俺とパーテーィを組んでから聞こえるようになったか?


一応リコのステータスを確認するときちんと風魔法を覚えていた。




スキル『風魔法』 レベル1

風に関する魔法を使用できる

使用にはMPを使用

スキルレベルが上がると使用できる魔法が増える

 使用可能魔法 

 ・ウインドボール



・風魔法 ウインドボール

消費MP 1 

風の玉を作り敵にぶつけ攻撃する魔法





きちんと習得できているな。

ではあの憎き光の玉に効果があるか確認しに行こう。







ダンジョンに入り、先ずはきちんと使えるかどうか試すためにガイコツに使ってみる。


「リコ、頼む。」


リコは頷き、ガイコツの前に進んだ。

そして何も無い所にいきなり白っぽい半透明な玉が現れ、ガイコツ目掛けて飛んで行った。

玉のぶつかったガイコツはそのままバラバラになり光の粒へと姿を変えた。


「よし!」


問題なく使えたようだ。

ステータスを確認すると、ヘルプの詳細にあったようにMPが1減っている。


「ちゃんと使えるようだし、道中ちょっと検証しながら行こう。」


道中のガイコツを相手に、魔法の飛ぶ距離や、走りながら魔法が使えるか等の検証をしつつ進んた。

1階・2階を通過して3階へと辿り着き。前回光の玉に会ったところまでやってきた。


以前と同じようにガイコツ2体と光の玉が一セットになっている。


「じゃあまずは光の玉からいってみよう。」


そう言うとリコは頷き、魔法が当たるギリギリまでこっそり近づき、憎き奴に向かって風のボールを放った。


リコの放った魔法は真っ直ぐに光の玉目指して飛んでいき、ぶつかった瞬間、パァン!と音をたてて弾けた。

後に残ったのは魔物が倒れて後に出てくるあの光の粒だけだった。

それを確認した俺はすぐさま加速し、一気にガイコツ2体を倒す。



【 経験値4を得た 】

【 4DPを得た 】



「よしっ!」


思わず叫び、嬉しそうにしているリコとハイタッチを交わす。

これで3階攻略の目途が立ちそうだ。


戦闘を終えた俺たちは当初の予定通り2階層の周回をすることにした。

3階から2階に戻り、いつもと違うルートで回ってみる。

3階に行くために1階からの最短ルート上に出るやつはまだリポップしてないからな。


そうして大体一回りして一度拠点へ戻る。

お昼を食べて休憩し、再びダンジョンへ。

今度はいつも通りのルートで廻る。


午後からの周回を終え拠点へ戻ると6時に前なっていた。


「今日もお疲れさん。」


リコに労いの言葉をかけ、夕飯の準備をする。

今日の周回でリコはまた一つレベルが上がった。

上限の10まであと少しだ。

どんな進化するのか少しわくわくする。



RACE  ニワ・トリ

NAME  リコ

Lv 8/10

HP 35/40

MP 0/9


STR 11

VIT 11

INT 12

MID 10

SPD 12

DEX 11

LUK 10



予想通り、魔法をしっかり使うようにしたらMPが伸びている。

地道にでもしっかりと上げていかないとな。




夕飯を出して、残りは249p。

一緒にパンを食べながら明日について考える。

あ、まずは魔法を覚えるのが先か。


「なあ、今日のでポイントもたまったし俺も魔法を覚えようと思うんだが、どの魔法が良いと思う?」


スープを飲みながらリコに聞いてみる。

個人的には火とかがかっこよくていいんだが、リコの賢さならもっと効率の良いのを考えてるかもしれない。

俺の問いにリコは少し考える様子を見せ、足で地面をタシタシと叩いた。


「ん?…土魔法か?」


コクリと頷くリコ。

土魔法か…。何となく地味なイメージなんだが。

まあリコがそういうなら何か理由があるのかもしれない。

俺も絶対に火魔法がいい!って訳ではないし、土魔法取ってみるか。

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