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ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
14/52

ダンジョン14

拠点に戻ると6時になっていたので、夕飯を食べながらDPを確認する。


現在所有DP257p

食事などで使っているので、大体50pぐらい得たことになる。



2階を探索して思ったのは、1階とそんなに変わらないということだ。

奥に進めばガイコツの数は増えるようだが、強さ自体は変わらないようだし、ダンジョンの中も罠が有ったりするわけではない。今までと同じように進めていけば問題ないだろう。

なのでDPの使い道も、今のところは保留だな。

食事や家具などほしいものは確かにあるが、食事なんかは一度良いものを食べれば元に戻れなくなるからな。維持していく方が大変だ。

それなら最低限生活出来ている今の状態に慣れているうちに、DPを今以上に効率よく得る方法を探した方がいい。その方法の為にDPを使った方が良いだろう。


とりあえず今日の探索はおしまい。明日に備えて寝ることにする。











次の日、いつもと同じように朝食を食べダンジョンに向かう準備をする。

1階層を最短ルートで通り抜け2階層の探索をする。

昨日で2階の前半は7割ぐらい回れたと思うので、残りの部分を回って後半に進もうと思う。

ちなみに前半後半の境目は昨日ガイコツが3体出てきたとこ辺り。

丁度半分かは分からないが、便宜上そう呼ぶことにする。




2階の探索を始めて30分くらいが経過した時、遠くの方で何か音が鳴ったような気がした。

マップを開いて確認すると近くにガイコツが現れる場所は無かったが、未探索の場所があったのでそこにガイコツがいるのでは?と思い地図の黒い部分を目指して歩く。



たどり着いた先にはガイコツが2体いたので速攻で倒した。

やはりガイコツが歩く音だったのか。

いや、だがさっき聞こえた音はもっと高い音だった気がする。

ガイコツの骨のカーンとゆう音とは違い、まるで…




  リィーン




そう、こんな感じの鈴の…音……?



思わず振り返り身構える。

こんなところで鈴の音なんかが鳴るはずがない。

ダンジョン自体のギミックの可能性もあるが、一番可能性の高いのは俺以外の何かが鈴を持ってこのダンジョン内にいるということだ。

それが何者かは分からないが、このままでは途轍もなく良くないことが起こりそうな予感が湧き上がってくる。



  チリーン



どんどん音が近づいている気がする。

ココは通路の真ん中だ。これが行き止まりならば一方向のみに注意すればよかったが、通路にいる以上前後どちらも注意しなければならない。

手にはじっとりと汗をかき、心臓も早鐘を打っている。

音は反響し、前後どちらから近づいているかもわからない。

そして、



  チリィーン




真後ろから鈴の音が聞こえた。

慌てて振り返った俺の目に映ったのは、真っ黒な外套を頭からかぶり手には大きな鎌を持つ宙に浮いた人の形をした存在。一目見て『死神』の言葉が頭によぎった。

鎌の先には最近見慣れた光の粒が、魔物を倒した時に魔物が姿を変える光の粒がまとわりついている。


なぜ?


そう思ったときには俺の上半身は徐々に重力に従い地面へと落ちていくところだった。




…ああ、やられたんだ。




鎌に付いている光の粒が、元々俺の上半身と下半身を切り離した時に付いた血だと理解した時、俺の意識はぷっつりと途切れた。









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