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ダンジョン攻略物語  作者: ノジー・マッケンジー
12/52

ダンジョン12

次の日、起きて食事をとりながら頭の中でルートを復習し、予定通りダンジョンに潜る。


昨日と同じようにマップで確認しつつ進み、一周して拠点に帰りDPを確認すると80pになっていた。


もうすぐ100p。



予定では昼食を食べて次の周回に入るつもりだったが、まだ余裕があるのでもう一周することにした。

どうにもテンションが上がっているようだ。




ダンジョンを進み、大体一周の三分の二辺りでの事。

現れたガイコツを倒した瞬間、いつもとは違うメッセージが聞こえた。



【 経験値1を得た 】

【 1DPを得た 】

【 所有DPが100を超えました 】

【 条件を満たしたため拠点レベルが上がりました 】

【 DP交換リストに 無限箱 が追加されました 】





周回の途中だが気になった為メニューを開いてみる。

所有DPはぴったり100pとなっていた。


DP交換リストを開き確認すると、無限箱と書かれたタブが追加されていた。

開いてみると、普通のリストと書かれている名前はほぼ変わらないが、必要ポイントが全て100倍になっている画面が現れた。



ヘルプを使用し調べてみると、無限箱とは特定のアイテムを無限に出すことができる箱の事らしい。

一日に一つとりだせて、必要DPは取り出したい物の100倍。

つまり固いパンなら元が1pなので、『固いパンの無限箱』は100pで交換できる。

そして一日に一回固いパンを出すことができるというわけだ。


ちなみにこの無限箱、消耗品のみのようでスキル等の無限箱はなかった。


また、DPを使う事によって箱のレベルをあげれるらしい。

無限箱の必要ポイントと同じポイントで1レベルアップし、一日に取り出せる量が1つづつ増えていくらしい。

DPが充実して来たら、これで毎日の食事に困ることは無くなるな。

ま、必要ポイントを考えるとまだまだ先の話だが。






ある程度無限箱について調べた後、周回を再開した。


拠点に戻り昼食を食べ、午後からの周回に入る。


午後からは予定通り2周で終わり、夕食を終え、所有DPは152pとなった。



最後の周でレベルも上がった。



Lv 8

HP 35/41

MP 3/8

STR 12

VIT 13

INT 12

MID 12

SPD 12

DEX 12

LUK 12





さて、今日はもう無理せずに拠点で休むとして、寝るまでに色々考えることにしよう。


まず、今日一日で4周できたので33p×4で132p手に入った。

そして食事や休憩中に水を飲んだりして、40p使用。

差が92p。

つまり一日の純利益が92pなので、今日と同じことを繰り返せば、毎日90p前後づつ貯めていくことができることになる。


現状、生活は最低限とはいえ問題なく過ごせている。

生活リズムも安定してきたし、このままこの1階でポイントを貯めつつ過ごしていれば、その内溜まったポイントで徐々に良い生活にしていくことはできるだろう。











  だが、本当にそれでいいのだろうか?








ここ最近は生活が安定してきたことにより心に余裕が出てきた。

だからだろうか、逆に色んなことを考えてしまう。

最近考えるのはもっぱら、俺をここに連れてきたXの事だ。

この言い方だとXが男だった場合にホモォな感じになってしまうが、決してそういう意味ではない。

そう、決して違う。大事な事なので2度言った。

振りでも何でもないぞ。




Xの目的は、俺にこのダンジョンを攻略させることのはず。

ならば、1階で足踏みし一向に先に進もうとしない俺を見たらどう思うだろうか?


可能かどうかはわからないが、俺がもしXだとしたら、ここから追い出すかDPが手に入らないように、もしくは交換が何もできないようにする。


そうなれば俺にはどうしようもない。

考えすぎかもしれないが、このまま1階から先に進まないのは悪手な気がする。


それに階段を見つけたときから思っていたことだが、大体ゲームなら階層が進むにつれて出てくる魔物が強くなる代わりに、手に入るアイテムが良いものになったりする。

ここの場合はDPが増えるのではないだろうか?

最初にヘルプで確認した時も、魔物によって入手DPは違うと有ったはずだ。

そう考えれば、1階をひたすら周回するよりももっと短時間で大量のDPを手に入れることができる可能性だってある。

もちろんそうでない可能性もあるが、色々と考えてみれば見るほど先に進んだ方が良いのでは?と思えてくる。



…だが明日からすぐに2階層へ、という気持ちは今のとこ起こらない。

とりあえず明日はもう一度一階を周回して、次の日からどうするか考えよう。

もしXが俺の事を監視していたとしても、たかが数日でどうこうと言うことはしないだろう。多分



ま、今日のところはこのくらいにしよう。

では、おやすみなさい。


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