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アメリカ先住民の移動

 そういえばウイグルの西方系のQ系だけど、あれ東から西に行ったんだ。ユダヤ人に居るけど、これは古い系統が残ってるだけで、これは分岐が古すぎて、分岐年代に残っただけの系統で、基本はこれアジア系統だ。問題は東方なのか?中央なのか?になる。ユダヤ人が入ってるからすっかり勘違いしたけど、C2系の拡散で、ついていったQ系も多い。当然だろう。匈奴がトルコ系の母体のような存在なのだから。


 ただ問題がある。これ中央アジアからモンゴル高原にきてウイグルに南下したか?になる。これだとおかしいんだ。後から匈奴ってモンゴル高原に進出してるから。ただこれ西方に残ってる系統の大半が東アジアから広がった系統って点。形質的にモンゴロイドの形質を残した子孫やそういうルーツがある子孫から検出が多い。またはアジア系の騎馬民族が流入した形跡の有る地域。


 そう考えるとウイグルの今と昔に共通するこのハプロって、多分中央アジアからモンゴル高原を経てウイグルに来た系統に成る。多分山を越えては無いと思うな。親系統が北方の中央アジアに集中してて、西方起源とはいえない。すべてがこの系統なら、匈奴はコーカソイドだと言える。


 あくまで貴族ってのがポイントで偶然部族連合で、中央アジアのQとカザフあたりで合体したとなる。元は内モンゴルのアジア血統である可能性が高い。そういえばユダヤ人もポイントになる。これ多分意味が無いと思う。低頻度なのは分かりきってるし、ユダヤ人が、J、E系が移住した地域のハプロが父系も混ざるのが当たり前だから。親系統が中央アジアに集中してるので、ユダヤ人の系統は匈奴の合流の後だと思う。匈奴がどういう流れで内モンゴルに住み着いたか?謎だが、パミール高原から通って西からじゃないと思う。


 何故なら、今ウイグルに居る系統はQ1b1と言う系統で、匈奴の支配の時はQ1Bで親系統になる。これ今は中央アジアに多い。なんかおかしいとなる。しかもこれ匈奴が大きくなった後の時代になる。これがアジアに多いQ1A*系統と一緒に発見されている。しかも、これおそらくM3って系統だと思う。


 この情報錯そうしてるけど、同じ遺跡でM3だって確定と、Q*、Q1A*、Q1bだって情報が2つある。どっちを信じて良いか?正直分からない。ただ言えるのは、これらが貴族階級として混在してるより、すべてM3だったって調査の方が信頼できる。仮に前者であっても、おそらく西方起源じゃない。


 Q*、Q1A*、これはM3の可能性を残してる。上位は特定できたが、下位グループを決定できなかったそれだけなので。問題は、Q1b、これだ。ちょうど3体の人から取ったもので、こんな偶然そうあるものじゃない。場所が同じなので、多分同じ調査。これは困ったQ1bが違うとするとすごく都合が良いのだが…。他の二つはより詳細に分かったなので。ひょっとしたら判断ミスかもしれない。元々、他2つが決定でき無いと言うのは判断が難しいサンプルだったと推測できる。


 誤ったデータでも匈奴のQは西方起源といえないし、かつ誤ってるなら確定ではないが、東方起源だと思う。


 ただやっかいなのは、中国に多い系統じゃない。M3が確定なら匈奴は夏王朝の末裔というのが怪しいかもしれない。C2とともに外内モンゴルに進出した狩猟採取グループが遊牧民化したものだと思われる。特に北方のツングースに多いグループなので、C2Bと行動をともにしたとするとトルコがC2Bが多そうだという推測と一致する。


 この系統どれぐらい離れてるか?と言うと、大半がアメリカに行ってしまったので、氷河期バイカル湖出身のグループだと思われる。南方ルートじゃない。私が南方ルートだと見てるQ1a1a1 (M120)は、親系統のQ1a1aがアメリカに行ってしまっている。親がアメリカに行ってるのに、子供が居る?アメリカから戻ってきたわけじゃなくて、何かしらの事情で親系統だけアメリカに行ってしまって、残った古系統が南下したじゃないか?と。


 この系統何故シベリアに来たのか?の痕跡が無い。バイカル湖ルートを通ったグループは途中に痕跡がありまくりですぐにそれを辿ってルートが導き出せる。過去に1万年前にQが出てそこからアメリカにわたった系統の子孫が居るのは分かってて、南方ルートがあるのは分かってるが、その中で痕跡が終えないため消去法でこの系統になるのが大きい。


 ただこの説はmtDNAと核DNAの分析からだけど、Y染色体はどうなのか?は不明。核DNAの場合、母親だけの系統でも子孫だとなってしまう。Y染色体も調べているか?が良く分からない。母親系統や別のハプロではもう日本人と繋がりがあるのは分かってる。調べてみると、大半のアメリカ移住組みは中国ルートを通ってるようだ。そのルートが良く分からない。まさか南方系ではないと思うのだが。


 シベリアより向こう側のルートは良く分かって無いらしい。アルタイ地方に一つのキーがあるようだが、それもシベリアから移動したら中国のルートとはずれてしまう。おそらくアルタイのX系のmtDNAの流れだろうと見ている。これは結構特殊なので。まりた遺跡ルートの発見じゃないか?と思われる。


 日本の系統は多分全く違う時期に移動したと考えれるとあったので船で移動した可能性は高い。どうして親だけ居ないのか?がこれで解明できる。長くシベリアで暮らして、子供の系統だけ南下したからだ。そして船か?どうかは確定しないが、前に移動したグループとはシベリアでは一切出会ってない。それが今でも近いグループがシベリアで残っている理由だと思われる。


 この系統N系らしい。交易に使う言葉として共通言語になってるようで、船で移動した民族だけど、それをエスキモーと同一視するのは苦しいかもしれない。ただ交易前から共通の言語の別血統だった可能性もある。以前からN系が全くアメリカ大陸に居ないのは疑問視されてて、それが今解けた。エスキモーが他の集団と全く違うケースで移住したならそれはありうる。


 Nは陸路が消えた後に極北に到着したのでそのため大量移住は無かった。このグループアメリカにも居るらしい。とても小さな集団だけど。彼らと似た移動手段で移住した。多分エスキモーはそんな所だろう。インディアンはアメリカ到達後に一時的に閉じ込められる。これで良く生きていたなと思うのだが生きていたようだ。


 それゆえに日本への南下ルートが謎だった。シベリアで一時期定住していたイヌイットの下位グループならそれがおかしくはない。南下後変異したのじゃないだろうか?その後親グループだけ消えてしまったか今でも見つかるが低頻度でデータとしては私が触れてないだけ。


 これならルート不明が解ける。シベリアのこの辺りで増えたんだろう。南方ルートに関しては、東南アジアで見つかってるので、下位グループ次第。それが分からないとなんとも言えない。


 同じ言語を話すグループでその中の一つのグループがチュクチ族と言うけど、N系以外にQ系も高頻度で出るらしい。ただこれ、系統が違う。ウイグルで匈奴時代に出たといわれるM3になる。だがこれで解けたかもしれない。このグループと東アジアグループと繋がりが出来た。いやでも無理か…。多分M120が多い中国で出たのは偶然。


 アマゾンの少数民族はオーストラロイドの系統がいるらしい。この系統絶滅したとあったけど、僻地で生きていたようだ。こっちは別に系統が違うわけじゃなくて、日本との繋がりで、ナホバ族とアイヌ人はATLキャリア保有者が多いらしい。これはあるいみJCVと似たものになる。有害なものって違いがあるだけで。


 Q1b1、Q1a1a1。この2つ全く系統が違うけど、同じハザーラ人ってアフガンやパキスタンの少数民族に多い。おそらく内モンゴルから外モンゴルに移動した集団がカザフに多いこの系統と混血して誕生したのがこの民族かと思う。この民族どーせCが混ざっていて、地元のアフガンのRやパキスタンのLが混ざってると思われる。


 こういう偶然があるんだから、同一民族で全く系統が違う同じアルファベットってあるんだと思う。これがR1BとAなら近い地域に住んでいたので良くある。Nならこういう事があるかと思う。あれもすごく広がった系統なので。ハザーラ人のおかげで匈奴で偶然全く違う系統のQが出ても驚かないと思う。


 モンゴルの話しでやたらとQが長くなったけど、これは意味がある。モンゴルと言うものに深くモンゴル高原の最初の帝国匈奴が関係してるから。と言うかトルコ系と関係してる。そもそもずっとQやりたいと思っていたのでやってよかったが、Qをやって思ったのは、この系統分からんと改めて思った。


 どうやって中国に来たか?が分からん。南方じゃなければ、パミール高原、タリム盆地しか考えられないのだが。バイカル湖ルートは、カザフのステップルートが過去スノーロードになっていたかと。所謂北方ルートを通っている、タリム盆地もある意味北方ルート。アフガン人の主要民族にそれなりに高く含まれるので、多分そこまでは来てる。


 後々コーカソイドがやってくるのは、氷河期が終ってからに成る。一応パミール高原も通れるかな…。とにかくここが分からん。


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