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トルコと匈奴

 匈奴も大半がウイグル地区はQが出ていて、Cはモンゴル高原になってしまう。匈奴の支配層ハプロはおそらくQだが、過去の遊牧民帝国はこのあたり雑らしい。フン族がもろそれが出ていて、アッティラが死ぬとすぐに瓦解してて、別民族による連合組織のモロさが出ている。匈奴の後裔といわれてるフン族がこれなので、匈奴も推してしるべしといった所だと見ている。


 そもそもスキタイ後は西方でCがちょくちょく出るので、この時代はすでに移動してる。それでもウイグルでQばかり出た。Qは西方集団ではないか?なら私は否定したい。明らかなアメリカ残留組の系統なので、後のウイグルのQはすぐに区別できる。匈奴がコーカソイドだったのではないか?なら混血ならそうだと思うが、最初からQと言うコーカソイドが来た事は系統的に無いと見ている。スキタイを強く受け継いだのはQじゃないか?と見ている。


 それゆえQがコーカソイドと見られてるんじゃないか?と。コーカソイドかモンゴロイドか?と言う単純化じゃなくて、ルーツはどこだ?の方が大事だと思ってる。そういう意味で私は使ってる。人種的にコーカソイドだったとしても、当時半分以上スキタイが支配してたモンゴル高原を統一した支配者なんだからコーカソイドが混じってるのは当然だと思ってる。スキタイはモンゴロイドなのではないか?ぐらい馬鹿馬鹿しい話しだ。


 コーカソイドとモンゴロイドをこういう風に使ってはいけないと思う。あくまで人骨に対する形質で使うべきで、ハプロ的にはルーツ以外で使ってはいけない。ハプロから形質を判断するのは混血の疑いが濃い場合無理だからだ。匈奴がモンゴロイドか?コーカソイドか?は意味の無い話で、ハプロで起源だけをみるのがベストだと思ってる。フンも匈奴も明らかに東方集団にルーツを持つ。


 トルコモンゴルツングースを大雑把にわけると、亜種原型のトルコが匈奴だと見ている。トルコ=コーカソイドとの混血集団。トルコのルーツはスキタイがモンゴロイドに取り込まれた民族じゃないか?と見てる。モンゴロイドをコーカソイド集団が取り込んだのがスキタイなら、当然その逆もある。


 以前トルコ系の原型はN系だと書いたがそれは今でも同じ。この話しだとQじゃないのか?あくまで亜種原型でトルコの古典的な派生型だと見ている。例えば印欧語族の中心ハプロはR1Aだが、その前に少し古いタイプの印欧語族を使った集団がR1Bになる。ヒッタイトもこの集団になる。これらの言語はR1Aで上書きされてしまっている。


 匈奴とトルコの関係もこれだと見ている。トルコの土台がコーカソイドとモンゴロイドの混血集団なら早くから西方に進出していたCよりNの方がその中心はふさわしい。そもそもCのウラル方面の分布はNの後追いの分布になってる。


 匈奴が夏の末裔じゃないか?って話があるが、これはあるかもしれない。これには2つの問題がある。1つは中国語に南方の影響が見られる点。これは王朝といえない部族連合の時代に南方の種族が大きな役割を果たしたんじゃないか?って点。夏王朝の前の神話がある程度事実の歴史だった可能性。その中の王が南方起源だった可能性になる。


 中国語と日本語の音の決定的な違いは鼻にある。日本人は喉で声を出す。それが当たり前だからだが、英語は鼻の音を多用して、中国語もこの傾向が強い。英語と中国語は発話者が声が高く聞こえる。これは鼻で反響させる音が多いせいだと見ている。じゃ西洋起源なのか?と言いたいわけじゃない。それはタイ語が全く同じだから。


 ただ問題は私は言語は詳しくないので、タイ語が古代中国語に影響を受けたのは分からない。ひょっとしたら、西洋の音がルーツになって、タイ語が後から影響を受けたのかもしれない。中国の場合騎馬民族じゃない。小麦と戦車に西方からの影響がある可能性がある。一つ前の時代に民族移動の影響がある可能性が有る。本当は戦車と小麦は違う。戦車は騎馬民族の前の段階の印欧語族の移動に重なる。レバント地方の農業は拡散が2系統あるらしい。一つはHかG。これはどっちか分からない。ただ謎のドラヴィダ集団が欧州にちょろちょろ残ってる。Gはもっと明確に残っている。どっちか絞りきれないのはGは歴史的に移動したとの記録が残ってて農業の拡散とはちとずれる気もするので。


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