続、ファンタジー寿限無
掲載日:2026/05/14
私は最強の呪文を覚えた。この呪文を唱えればどんな強者でも使役することができる。私は最強のドラゴンの前に立った。ドラゴンは眠っている。同じ間違いは繰り返さないのだ。
「エローサイムエローサイム、ジュリティームジュリティーム、メリージェーヌメリージェーヌ、フーライボーノクーライボー、アッペケペーノオッペケペー、ポンポコナーノポンポコピー、カイジャリスイギョノクウライギョ、パンパカパーンノパパパパッパパーン、ニンジンピーマングリンピース、キョジンタイホウタマゴヤキ、カキクエバカネガナルナリホーリュージー、トナリノキャクハヨクカキクーキャクダー、私の僕になーれー。」
私は呪文を唱えきった。今回も言いきれないと思っていただろう。しかし、私は呪文を唱えきったのだ。
ドラゴンはおもむろに起き上がり、私に向かって炎を吐いた。
どうやらデタラメな呪文を教えられたらしい。
ー 高い金をはらったのになぁ…
ー せめて詠唱が終わる前に燃やしてくれれば良かったのに…
私は灰になった。




