【第32話 海底神殿、隕石予言と水魔法の最終決戦】
アクアリシア連邦の研究室は、水中呼吸の成功で沸いていた。
リシアは水中スーツ(水で作った)を着込み、興奮気味にプールから上がる。
「……水中息できる! じゃあ、海底探検しちゃおう。
海の底に、何かあるかも……」
エリスが魔王の翼を水中に適応させて。
「ふはは! 海底神殿の噂があるぞ。
隕石の予言とか、面白いものが待ってるかもな」
エリシアが地図を水スクリーンに投影して。
「ご主人様、海底座標ロックオン。
水中呼吸で、古代遺跡を探しましょう♡」
アクアティスが水の泡を纏って。
「海底など、水の領域。
我の後継者よ、極めの果てを見よ」
アーテリアとミレーヌが水中ライト(水で作った)を持って。
「ご主人様、海底で迷子にならないよう♡」
「神殿発見、ワクワクします♡」
リシアは一行を連れて、海へ潜った。
——連邦沖の海底。
深海の闇を水中呼吸で進み、古代の神殿を発見。
神殿の壁に、巨大な壁画が刻まれている。
リシアは壁画を照らし、目を丸くする。
「……これ、隕石? 隕石が落ちて、海水が蒸発してしまう予言……
世界が干上がる絵だ!」
壁画には、巨大隕石が海を蒸発させ、大陸を砂漠化する光景。
エリスが驚きの声。
「ふはは……本物か! この予言、実現したらヤバいぞ」
突然、空が暗くなり、海面から異常な熱波が伝わる。
塔の声が頭に響く(水中通信)。
『緊急! 巨大隕石接近中。
海水蒸発の危機……ご主人様、対処を♡』
リシアは海底から浮上し、隕石を見上げる。
「……これが予言の隕石! 水魔法で止めるよ。
水を極めた最終決戦!」
彼女は両手を空に向け、
全魔力を解放。
「水よ、世界を護れ。
大気中の水分を集め、隕石を包め……
そして、蒸発を逆転せよ!!」
ゴゴゴゴ……ズドォォォォォォン!!!
大気中の全水分が集まり、巨大水の球体が隕石を包む。
隕石の熱が水に吸収され、蒸発を防ぎ、
水魔法が隕石を粉砕。
次の瞬間、世界は守られ、
雨が降り注ぎ、海は穏やかに。
一行が海面に浮上し、歓喜。
エリスが大笑い。
「ふははは! 隕石対水魔法、完勝だな!!
お前の水、極めすぎ!」
リシアは息を切らしながら笑顔。
「……よかった……世界守れた。
水魔法、最高!」
こうして、リシアの水を極める旅は、
隕石の危機を乗り越え、完結した。
……いや、まだ続くかも?
第32話 終わり。




