【第29話 崩落依頼、水壁で鉱夫救出する】
アクアリシア連邦のギルドホールは、リシアの活躍でますます賑わっていた。
リシアは依頼板をチェックし、次のものを指差す。
「……鉱山の崩落? 水の壁で守っちゃおう。
鉱夫さんたち、助けなきゃ!」
エリスが翼を広げて笑う。
「ふはは! 崩落など、水の壁で支えろ!
英雄的な救出劇だな」
エリシアが地図を表示して。
「ご主人様、依頼場所は連邦の東部鉱山。
水壁で崩落を防げば、救出がスムーズです♡」
アクアティスが水のバリアをデモして。
「壁など、水の力で堅牢に。
我の後継者よ、守れ」
アーテリアとミレーヌが救出道具(水で作った)を持って。
「ご主人様、水壁で鉱夫さんを保護します♡」
「無事救出、がんばりましょう♡」
リシアは一行を連れて、崩落の鉱山へ急いだ。
——連邦東部の鉱山。
坑道が崩落し、鉱夫たちが閉じ込められ、救助隊が苦戦している。
救助隊長がリシアを見て希望の光を浮かべる。
「聖女様! この崩落を止めて、鉱夫たちを救ってください!
水で支える依頼ですが、土砂が重くて……」
リシアは坑道の入り口に立ち、内部を覗く。
「……大変そう。
じゃあ、水壁で鉱夫救出しちゃおう」
彼女は両手を坑道に向け、
魔力を集中。
「水よ、壁となれ。
そして、崩落を支えて守れ……」
ゴボゴボ……バァァァァァァァ!!!
水が坑道に流れ込み、透明な水壁を形成。
崩落の土砂を押し止め、内部の空間を確保。
次の瞬間、水壁が安定し、
救助隊が安全に中に入れるようになる。
数分後、閉じ込められた鉱夫たちが次々と救出され、
鉱山は一時的な安全を確保。
鉱夫たちが歓喜の声を上げる。
「崩落が……止まった!!」
「水の壁だ! 奇跡のバリア!!」
「みんな無事だ!!」
「聖女様!!」
エリスが大笑い。
「ふははは! 水壁で崩落を支えて救出とは!
お前の水魔法、救助の神だな!!」
リシアは救出された鉱夫に水を配りながら。
「……よかった!
みんな無事で。
お礼に、鉱石もらっちゃおうかな」
エリシアがメモを取って。
「この鉱山も連邦の資源拠点に♡
鉱石取引、増やしましょう」
救助隊長が土下座。
「聖女様、ぜひこの鉱山をあなたの保護下に!
鉱夫みんなで恩返しします!」
リシアは笑顔で手を振って。
「……みんな安全第一で掘ってね。
また点検に来るかも」
ギルドに戻り、
リシアのギルド依頼は、
水魔法で命を救う形で続いた。
第29話 終わり。
【次回予告】
ギルド依頼ますます増加!
次は洪水の村? 水でダム作って防ぐ!?
リシア「水を操って止めるよ……」
第30話『洪水依頼、水ダムで村守る』
乞うご期待!




