【第26話 VRMMO異世界、水リセットでバグフィックスする】
天空水城のポータルルームは、デジタルなインターフェースを思わせるほどのハイテク感を帯び始めていた。
リシアはゲームコントローラー(水で作った)を握り、ポータルを前に好奇心いっぱい。
「……次はVRMMOの異世界!
小説で読んだような、ゲーム世界!
バグがいっぱいだって……面白そう!」
エリスが魔王の笑みを浮かべて。
「ふはは! この世界はVRMMOのようなシステムで、バグが発生してプレイヤーたちがパニックだぞ。
お前の水リセットで、一気にバグフィックスして正常化しろ!!」
エリシアが座標をデジタル風に調整しながら。
「ご主人様、ポータルオープン。
この世界のシステムコードは複雑……連邦の仮想技術に革命的です♡」
アクアティスが水のピクセルを浮かべて。
「バグなど、水の流れで洗浄する。
我の後継者よ、リセットせよ」
アーテリアとミレーヌがバグ対策の水ファイアウォールを持って。
「ご主人様、バグ感染に水ワクチン張ります♡」
「ゲーム世界、ワクワクします♡」
リシアは飛び跳ねてポータルに飛び込んだ。
「……本当に行けちゃう!
あの小説みたいに、ゲームバグをフィックスしちゃおう!」
——異世界:VRMMORIA。
ピクセル化された風景、プレイヤーたちがアバターで動き回るが、バグで空が歪み、モンスターが無限増殖、アイテムが消滅。
ギルドホールでパニックのプレイヤーたちが集まる。
ギルドマスターらしきアバターが一行を見て叫ぶ。
「異邦人か!? このバグをフィックスしてくれ!
伝説の水のリセットマスターが現れるとログに……」
リシアは歪んだ空を見て目を丸くする。
「……わあ、ゲームみたい! 小説で見たVRMMOだ!
でも、バグでめちゃくちゃ……」
突然、無限増殖のモンスターが襲ってくる。
グリッチグリッチ!!
リシアは冷静に手を振った。
「……ゲームバグ? 水でリセットすればいいよね?」
彼女はシステム全体に向け、魔力を注入。
「水よ、デジタルに流れよ。
そして、リセットの波となって……」
ピコピコ……ドォォォォォォォン!!!
水のデータ波が世界を覆い、バグコードを洗い流す。
増殖モンスターが削除され、空が正常化、アイテムが復元。
次の瞬間、水リセットがシステムをフィックスし、
VRMMO世界はクリーンな状態にリブート。
数分後、世界は安定したゲーム空間に。
プレイヤーたちがログアウト/インを繰り返す。
プレイヤーたちが歓喜の声を上げる。
「バグが……消えた!!」
「水のリセットだ! 奇跡のハック!!」
「ゲームが正常化した!!」
「リセットマスター様!!」
エリスが大笑い。
「ふははは! 水リセットでVRMMOをバグフィックスとは!
お前の水魔法、プログラミング級だな!!」
リシアは正常化した画面を眺めながら。
「……よかった!
ゲーム面白そう……ちょっとプレイしちゃおうかな」
エリシアがメモを取って。
「この世界も同盟国に♡
システムコードの取引、始めましょう」
ギルドマスターが土下座。
「リセットマスター様、ぜひこのゲーム世界をあなたの連邦に!
プレイヤーみんなで協力します!」
リシアは笑顔で手を振って。
「……楽しいゲーム続けてね。
またログインに来るかも」
ポータルで帰還し、
リシアの異世界冒険は、
憧れのVRMMO世界で大成功を収めた。
第26話 終わり。
【次回予告】
VRMMO世界から帰還したリシア。




