【第24話 ダンジョン異世界、水洪水でクリアする】
天空水城のポータルルームは、異世界の迷宮を思わせるほどの神秘的な雰囲気に包まれていた。
リシアは冒険者のマント(水で作った)を羽織り、ポータルを前にワクワクしながら。
「……次は迷宮ダンジョンの異世界!
小説で読んだような、宝物がいっぱいの迷宮!
でも、モンスター怖いかも……」
エリスが魔王の角を輝かせて。
「ふはは! この世界は巨大なダンジョンが大陸を覆い、冒険者たちが迷子になって危機に陥っているぞ。
お前の水洪水で、一気にクリアして宝をゲットしろ!!」
エリシアが座標を細かく調整しながら。
「ご主人様、ポータルオープン。
この世界のダンジョン構造は複雑……連邦の探検技術に活用できます♡」
アクアティスが水の盾を生成して。
「迷宮など、水の流れで崩す。
我の後継者よ、洪水を起こせ」
アーテリアとミレーヌがトラップ対策の水ポーションを持って。
「ご主人様、罠に水バリアで守ります♡」
「宝探し、ワクワクします♡」
リシアは地図(水で描いた)を持ってポータルに飛び込んだ。
「……本当に行けちゃう!
あの小説みたいに、迷宮攻略しちゃおう!」
——異世界:ダンジョンワールドリア。
地下深くの巨大迷宮、壁は石で覆われ、トラップとモンスターがうじゃうじゃ。
冒険者パーティーが疲れ果てて座り込み、出口を探している。
リーダーらしき戦士が一行を見て立ち上がる。
「異邦人か!? この迷宮をクリアしてくれ!
伝説の水の探検家が現れると古文書に……」
リシアは周囲の暗い通路を見て目を丸くする。
「……わあ、迷路みたい! 小説で見たダンジョンだ!
でも、迷子になりそう……」
突然、モンスターの群れが襲ってくる。
ガァァァ!!
リシアは慌てず手を振った。
「……迷宮攻略? 水で洪水にすればいいよね?」
彼女は天井に向け、魔力を解放。
「水よ、溢れよ。
そして、洪水となって道を拓け……」
ゴボゴボ……ドォォォォォォォン!!!
水が壁から噴き出し、洪水のように迷宮を満たす。
モンスターが流され、トラップが水没し、
迷宮の壁が洗われ、隠し通路が露わになる。
次の瞬間、水洪水が迷宮をクリアし、
宝物の部屋まで一直線に道を作り出す。
数分後、迷宮は水路のようなクリア状態に。
冒険者たちが宝物を拾い集める。
冒険者たちが歓喜の声を上げる。
「迷宮が……水没クリアされた!!」
「洪水で道が開いた! 奇跡の水魔法!!」
「宝がザクザク!!」
「探検家様!!」
エリスが大笑い。
「ふははは! 水洪水でダンジョンをクリアとは!
お前の水魔法、チート級だな!!」
リシアは宝箱を開けながら。
「……よかった!
宝石きれい……連れて帰っちゃおう」
エリシアがメモを取って。
「この世界も同盟国に♡
迷宮宝物の取引、始めましょう」
リーダーの戦士が土下座。
「探検家様、ぜひこの迷宮をあなたの連邦に!
冒険者ギルドとして従います!」
リシアは宝物をポケットにしまいながら笑顔で。
「……楽しい迷宮だったね。
また攻略に来るかも」
ポータルで帰還し、
リシアの異世界冒険は、
憧れのダンジョン世界で大成功を収めた。
第24話 終わり。
【次回予告】
ダンジョン世界から帰還したリシア。
今度は召喚士の異世界へ!?
「召喚獣暴走? 水で洗い流せばいいよね?」
第25話『召喚異世界、水洗浄でピースフルする』




