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『ありきたりだと思ってた水魔法、実は文明破壊兵器でした〜』  作者: nekorovin2501


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【第22話 え?あの異世界へ行けるの?】

天空水城のポータルルームは、異世界の扉が次々と開く冒険の玄関口となっていた。

リシアはポータルの前に立ち、目を輝かせながらスクリーンを見つめていた。

「……え? あの異世界へ行けるの?

前世で読んだ小説みたいな……スライムがいっぱいの世界!?」

エリスが魔王らしい笑みを浮かべてポータルを指差す。

「ふはは! 私の魔王ネットワークで座標を掴んだぞ!

あの有名な異世界——スライムが支配する森と魔物の国だ!

お前の水魔法で、どんな冒険になるか楽しみだな!!」

エリシアが座標をロックオンしながら。

「ご主人様、ポータル安定化完了です。

この世界の生態系はユニーク……連邦の新種研究にぴったりです♡」

アクアティスが水のオーブを浮かべて。

「スライムごときが……だが、面白い。

我の後継者よ、水で遊んでこい」

アーテリアとミレーヌが水のボトルとスライム対策グッズを持って。

「ご主人様、スライムに溶かされないよう水バリア張ります♡」

「水遊びみたいで楽しみです♡」

リシアは興奮を抑えきれず、ポータルに飛び込んだ。

「……本当に行けちゃうんだ!

あの小説みたいに、冒険しちゃおう!」

——異世界:スライムフォレストリア(仮)。

深い森の中、木々が密集し、空気は湿り気を帯びている。

地面は柔らかく、ぷよぷよしたスライムがあちこちで跳ね回る。

遠くに、魔物の集落のようなものが見え、住民(?)たちが好奇心を持って近づいてくる。

一匹の大きなスライムが、ぷるぷる震えながら声を発した(テレパシー?)。

『異邦人か……? この森のスライムたちが暴走して、村を脅かしている……

伝説の水の調停者が現れると……』

リシアはスライムを指差して目を丸くする。

「……かわいい! スライムだ!

小説で見た通り……ぷにぷに!」

彼女は手を伸ばし、軽く触ってみる。

ぷにっ。

「……ふふ、楽しい!

でも、暴走してるの? じゃあ、水で落ち着かせちゃおう」

リシアは両手を広げ、

森全体に向かって魔力を放つ。

「水よ、優しく包め。

そして、スライムたちを落ち着かせて……」

シュワシュワ……ザァァァァ!!!

優しい水の霧が森を覆い、

暴走スライムたちが水に溶け込むように落ち着く。

スライムたちはぷるぷる輝き、

まるで友達のようにリシアの周りに集まる。

数分後、森は平和な水辺の楽園に変わり、

スライムたちがリシアに感謝のテレパシーを送る。

『ありがとう……! 水の友達だ!!』

『村を救った!!』

『救世主様!!』

エリスが大笑い。

「ふははは! 水でスライムをフレンドシップとは!

お前の水魔法、平和すぎるな!!」

リシアはスライムを抱き上げながら笑顔で。

「……よかった!

スライムかわいい……連れて帰っちゃおうかな」

エリシアがメモを取って。

「この世界も同盟国に♡

スライム資源の取引、始めましょう」

大きなスライムがテレパシーで。

『救世主様、ぜひこの森をあなたの連邦に!

スライムみんなで協力するよ!』

リシアはスライムを撫でながら。

「……うん、友達だね。

また遊びに来るよ!」

ポータルで帰還し、

リシアの異世界冒険は、

憧れの世界で大成功を収めた。

もちろん、本人は

「次はどの小説の世界に行ってみようかな……」と、

さらにワクワクし始めていた。

第22話 終わり。

【次回予告】

憧れの異世界から帰還したリシア。

今度は剣と魔法のファンタジー世界へ!?

「ドラゴン退治? 水で冷やせばいいよね?」

第23話『ファンタジー異世界、水レーザーでドラゴン冷やす』

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