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『ありきたりだと思ってた水魔法、実は文明破壊兵器でした〜』  作者: nekorovin2501


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【第20話 砂嵐異世界、大雨でグリーン革命する】

天空水城のポータルルームは、冒険の興奮で熱気を帯びていた。

リシアはマスク(水で作った)を着け、ポータルを前にため息をつく。

「……次は砂嵐の世界? 砂ぼこり嫌いだよぉ。

目に入ったら痛いし……」

エリスが魔王らしい笑みを浮かべて。

「ふはは! この世界は永遠の砂嵐で、緑が絶えて久しい!

お前の大雨で、一気に緑の革命を起こせ!!

住民たちが喜ぶぞ!」

エリシアが座標を調整しながら。

「ご主人様、ポータル準備完了。

この世界の資源は砂漠鉱石、連邦の建築材に最適です♡」

アクアティスが水のベールを張って。

「砂など、水の前では無力。

我の後継者よ、洗い流せ」

アーテリアとミレーヌが防砂グッズを持って。

「ご主人様、水のバリアで砂を防ぎます♡」

「水分補給の水ボトル、たくさん持ってきました♡」

リシアは頷き、ポータルに飛び込んだ。

「……行ってみよっか。

砂嵐、早く止めて帰ろ」

——異世界:サンドストームリア。

空は黄色く濁り、砂嵐が吹き荒れ、

大地は砂の海のように広がる。

視界は悪く、住民たちがマントにくるまって震えている。

村の指導者が一行を見て、砂を払いながら。

「異邦人……? この終わらない嵐を止めてくれ……

伝説の雨の救世主が現れると……」

リシアは目を細めながら周りを見回す。

「……うわ、砂ぼこりすごい……

じゃあ、大雨で一気にグリーン革命しちゃおう」

彼女は両手を空に向け、

集中力を高める。

「水よ、空に満ちよ。

そして、雨となって降り注げ……」

ゴロゴロゴロ……ザァァァァァァァ!!!

雲が急速に集まり、黒く重くなる。

次の瞬間、大粒の雨が降り注いだ。

砂嵐が雨に洗われ、視界がクリアに。

大地が湿り、砂が固まり、

あちこちに水溜まりが生まれる。

数分後、周囲は雨後の新鮮な空気に満ち、

埋もれていた種が芽吹き始め、緑の革命が起きる。

住民たちが歓喜の声を上げる。

「嵐が……止んだ!!」

「雨だ! 本物の雨!!」

「緑が……戻ってくる!!」

「救世主様!!」

エリスが大笑い。

「ふははは! 大雨で砂嵐をグリーン革命とは!

お前の水魔法、無敵だな!!」

リシアは雨に濡れながら、笑顔で。

「……よかった。

でも、砂入っちゃった……

帰ってシャワー浴びよ」

エリシアがメモを取って。

「この世界も同盟国に♡

砂漠鉱石の交易、スタートです」

村の指導者が土下座。

「救世主様、ぜひこの世界をあなたの連邦に!

導いてください!」

リシアは優しく手を振って。

「……雨はみんなで楽しんでね。

また遊びに来るかも」

ポータルで帰還し、

リシアの異世界冒険は、

また一つ大成功を収めた。

第20話 終わり。

【次回予告】

異世界解決の勢いが止まらない!

次は毒霧の異世界で、浄化水でクリアに!?

リシア「毒嫌い……浄化雨で一気に?」

第21話『毒霧異世界、浄化雨でピュア革命する』

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