表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ありきたりだと思ってた水魔法、実は文明破壊兵器でした〜』  作者: nekorovin2501


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/33

【第19話 氷河異世界、熱湯でメルトダウンする】

天空水城のポータルルームは、冒険の拠点として活気づいていた。

リシアは厚手のコート(水で作った)を着込み、ポータルを睨んでいた。

「……次は氷の異世界? 寒いの苦手だよぉ。

熱い飲み物持ってこ」

エリスが翼を広げて豪快に笑う。

「ふはは! 今度の世界は永遠の氷河だ!

住民が凍え死にかけている。

お前の熱湯で、一気に溶かして春を呼べ!!」

エリシアが座標を入力しながら。

「ご主人様、ポータルオープン。

この世界の資源は氷晶石、連邦のエネルギー源にぴったりです♡」

アクアティスが水のマフラーを巻いて。

「寒さなど、水の変幻でどうにでもなる。

我の後継者よ、存分に暴れよ」

アーテリアとミレーヌがホットドリンク(熱湯ベース)を持って。

「ご主人様、温かい水スープです♡」

「凍傷対策の水バリア張ります♡」

リシアは震えながらポータルに飛び込んだ。

「……行ってみよっか。

寒いのは嫌だけど、早く溶かして帰ろ」

——異世界:アイスランドリア。

吹雪が吹き荒れ、大地は厚い氷河に覆われ、

空気は刺すように冷たい。

遠くに、雪に埋もれた村が見え、住民たちが震えながら集まる。

村の長が一行を見て、凍えた声で。

「異邦人……? この永遠の冬を溶かしてくれ……

予言の熱の救世主が……」

リシアは歯をガチガチ鳴らしながら周りを見回す。

「……うわ、寒い……

じゃあ、熱湯で一気にメルトダウンしちゃおう」

彼女は両手を大地に向け、

集中。

「水よ、沸騰せよ。

そして、熱波となって……」

ブクブクブク……ゴォォォォォォ!!!

地下の水脈が一気に加熱。

熱湯が噴き出し、氷河を溶かし始める。

次の瞬間——

ジュワァァァァァァァ!!!

高温の熱湯が大地を覆い、

氷河が一瞬で溶け、蒸気が立ち上る。

氷の壁が崩れ、川が生まれ、

村は一気に春の気候に変わった。

数分後、周囲は緑の芽吹く大地に。

あちこちに温泉のような熱水溜まりが。

住民たちが歓喜の声を上げる。

「氷が……溶けた!!」

「熱の奇跡だ! 春が来た!!」

「救世主様!!」

エリスが大笑い。

「ふははは! 熱湯で氷河をメルトダウンとは!

お前の水魔法、極めすぎだ!!」

リシアは温泉溜まりに足を浸して温まりながら。

「……よかった。

でも、寒かった……

帰って本物の温泉入ろ」

エリシアがメモを取って。

「この世界も同盟国に♡

氷晶石の交易、始めましょう」

村の長が土下座。

「救世主様、ぜひこの世界を導いて!

お前の連邦に加入させて!」

リシアは温まりながら手を振って。

「……温泉みんなで使ってね。

また来るかも」

ポータルで帰還し、

リシアの異世界冒険は、

また一つ大成功を収めた。

第19話 終わり。

【次回予告】

異世界解決の連鎖が加速!

次は砂嵐の異世界で、雨で緑化!?

リシア「砂ぼこり嫌い……大雨で一気に?」

第20話『砂嵐異世界、大雨でグリーン革命する』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ