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目覚めた世界で生きてゆく 僕と愛犬と仲間たちと共に  作者: SUGISHITA Shinya
第一部

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087 やたらと忙しい やることが多くて忘れてしまいそうだ

 さて、行政用オフィスと宿舎を作りますか。とりあえず泉の広場に面してオフィスを作った。かなり大きいな。宿舎は林を間に挟み作った。二百人衆の宿舎と同じ4LDKだ。邪魔なら動かすのでかなり適当な配置だ。スパエチゼンヤは自分がいなくなることを考えて、計画的に作ったが、こちらはいい加減になってしまった。自然に合わせて配置したと言えばいいか。うんそうしよう。泉を中心にいい具合にばらけて配置はされている。


 アカとマリアさん、ステファニーさんは学校だ。なんとエスポーサが手伝っていたりする。ブランコはドラちゃんたちが飛んで行ったので暇になったらしく、湖で泳いでいる。時々潜って楽しそうだ。深いところで100メートルあるから潜りがいがあるだろう。オリメさんとアヤメさんは自分たちの部屋で二百人衆の服を作っている。今度裁縫棟を作ってやろう。自分たちの部屋に篭りっきりではつまらないだろう。


 ドラニちゃんが飛んできた。エチゼンヤさん夫妻とヨシツナさん夫妻とドラちゃんが乗っている。どこで話すかね。個人的なことだから作った宿舎にしますか。ドラちゃんとドラニちゃんはブランコを見つけて早速湖にダイブした。3人で遊んでいな。


 エチゼンヤさん夫妻とヨシツナさん夫妻と挨拶しているとゴードンさんがスパ棟から出て来た。早速宿舎に案内する。4LDKだからね。部屋には余裕がある。ソファとテーブルを出して座ってもらう。


 ゴードンさんが手紙を渡し、イサベルさんが読んでいる。ちょっと涙ぐんでいる。エリザベスさんは一昨日ゴードンさんから両親と爺やが年を取った様子を聞いて心配なようだ。もう一度詳しく聞いている。


 エリザベスさんとイサベルさんは結婚以来実家に帰っていないそうだ。今度ドラちゃんに乗ってもらって里帰りをしてもらうかな。その日のうちに帰れるので、問題は全くないだろう。アカについて行って貰えば、人物をみて例の水を飲んでもらい、線指輪も渡せるからね。そうしよう。


 それとエチゼンヤ本店のローレンツ執事長、ベネディクト侍女長、ルシア侍女、支店のセドリック執事長、バントー支店長、アンナ侍女長、イツカリ板長には線指輪を渡さなくてはね。


 夕食の時間だね。スパ棟に移ってみんなで食事だ。大勢は楽しいな。二百人衆は各家庭で食事をしてもらう。

 スパ棟で食事をしながら少し考えたのだけど、自分の国ができたのだから、スパ棟はここにおいておこう。自宅スパ棟だ。これで住所不定ではないぞ。移動用に同じスパ棟を作って収納した。


 今度食堂を作ろう。二百人衆が十分入れるような食堂。

 エチゼンヤさんに食堂を作るので出来たら料理人をお願いしたいと言ったらイツカリ板長を派遣してくれるとのことであった。またリュディア王国とは国交が樹立したので二百人衆のうちまずは20人をエチゼンヤさんに預かってもらうことにした。


 夕食が終わって、エチゼンヤさん夫妻とヨシツナさん夫妻はゴードンさんと宿舎に戻って行った。まだ話し足りないんだろうね。今日は宿舎に泊まってもらう。


 やたらと忙しいね。やることが多くて忘れてしまいそうだ。


 ○ 二百人衆は得意なこと、やりたいことを書いてステファニーさんに提出する。

 ○ エチゼンヤ本支店の関係者に線指輪を配る。

 ○ 食堂を作る。イツカリ板長と相談

 ○ エリザベスさんとイサベルさんの里帰り アカに行ってもらってアカの判断で例の水を飲んでもらって線指輪を渡す。

 ○裁縫棟を作る。


 業務としては次の通りかなあ。今のところ裁縫しかやってないけど。

  農業 小麦、野菜、果物、果樹、花など

  狩猟 環状の森の外の魔物、獣 売却も考える。

  畜産 牧場を作る。馬、牛、羊など飼育

  裁縫 オリメさん・アヤメさん

  建設・環境整備 僕

  警備 二百人衆、ブランコ、ドラちゃん、ドラニちゃん

  食堂 イツカリ板長

  学校 校長はアカ。ステファニーさん・マリアさん・エスポーサ

  外務 ゴードンさん

  内政 ステファニーさん・マリアさん・エスポーサ

  至高神 アカ

  お飾り神 僕 えへへ。


 朝になった。昨晩は仕事なし。今日は簡単なことから片付けよう。


 まずはエリザベスさんとイサベルさんの里帰り。ドラちゃんにアカと乗ってもらって、エリザベスさんの里、イサベルさんの里、スパエチゼンヤのルートで回ってもらう。この際だからエチゼンヤの本支店の関係者に線指輪を配り、板長さんを連れて来てもらうことにした。それじゃ頼んだよ。え、ドラニちゃんも行くの、そうなの。行ってらっしゃい。アカとエリザベスさん、イサベルさん、ドラちゃん、ドラニちゃんで出かけた。


 次は裁縫棟。オリメさんとアヤメさんの意見を聞いて作る。

 平屋で作業場のガラス窓は大きめで自然光が入るように作る。光量が調節できるようブラインドをつける。10人くらいは余裕で一度に作業できる広さだ。作業場には天窓も作ったよ。ガラス窓だからね。雨が降ってもOKだ。天窓はスイッチで開き具合が調節できるブラインドをつけた。灯りは手元に影ができないよう設置。影をつけることも出来る。もちろん色味は自然光だ。ただし色々な色味に調整出来るようにした。晩餐会の灯りとかは自然光と違うからね。試着室の灯りも同様。作業場は簡単に増築できるようにしておいた。素材を保管する部屋、完成品保管部屋、修理品保管部屋、高級品用部屋(応接室、試着室付)、試着室、事務所。

 渡り廊下を経て洗濯棟も作った。洗濯機、乾燥機、プレス機、スチームアイロンも設置した。衣類総合取扱所になってしまった。店員も要だな。もちろんトイレはあるに決まっている。いちいち言わないけどどの建物にも必須だよ。


 ふんふん、よくできた。早速オリメさんとアヤメさんはスパ棟の作業場として使っていた部屋からから引っ越した。広いガラス窓、天窓、調光付自然光の灯り、数々の部屋、クリーニング施設に驚いている。もちろん寝室はスパ棟だ。クリーニング施設は必要な場合使ってもらうことにした。日常クリーニングには、担当者を入れると言っておいたよ。頬がひくついていたからね。

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