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フィールドワークドキュメンタリー  作者: 那由他ミリオン
14/18

【お知らせ・日々の活動の報告4】8月の進捗まとめ~

・優位性変換

・例:白でも黒でもない答えを求める特性


・創造が具体的な人の特性図は手札、独自性がきめ細かくなっている


・”なろう版SAVE THE CATの法則”


・優位性変換


likeのコツがわかりにくい場合は、優位性に変換することを考えればわかるはずです。

これは、ライトノベルなどを読んでいるとわかりやすいんですが、そういった物語の登場人物は自分の能力をよく理解して優位性にかえていることがあります。

その場合、なるべく詳しいものを利用した方がうまくいきやすいんですが、心理学的にlike(好き)と詳しいは同じことと言われていると説明すれば、その背景が符合すると思います。


・例:白でも黒でもない答えを求める特性


では、ここに白でも黒でもない答えを求める特性があるとして、それが優位性とどう関係しているかを考えてみたいと思います。

白でも黒でもない答えを求めるとは一般的な言い方をするとラテラルシンキングになり、その簡単な方法は目的をかえることでしたね。

では、クリティカルシンキングはどうだったかというと新しい技術を追加して古い技術を否定して上書きします。

目的は言い換えると、大切にしていること、価値、意味になります。

それでは、野球を例にして説明します。

一般的なラテラルシンキングは視点をかえます。

ただ、その場合は目的がかわったかどうかに着目してください。

視点は言い換えると、立場、役割などになりますね。

プロジェクト風に言うなら信念や解釈、性格、コツと言い換えられます。

余談ですが、特性図は大切にしていること(頭)に向かって伸びる背骨として信念を表しています。

野球の試合にどのような立場があるかというと、監督、コーチ、プレイヤー、審判、観客などが挙げられますね。


それぞれの視点で考えると、

チーム視点:戦略性

審判視点:公平性

観客視点:興奮性

などが考えられます。

これらの一つ一つをそれぞれが大切にしているか考えれば、これらを大切にしていることと言い換えられることがわかります。

つまり、目的をかえてもラテラルシンキングができ、選手の家族、元プロ野球選手、野球少年、甲子園球児など、白でも黒でもない答えはほぼ無限通り存在することになります。


例えば、高校野球で「バントを禁止する」という案が出たことがありますが、これは観客視点から生み出せます。

実際に「全ての打席で強振する」という作戦を立てた監督がいて、それが観客から清々しいと好評だったことがそのルールが提案された背景にあるようです。

ラテラルシンキングの簡単な方法に目的が良くなると出てくる案も良くなるという法則がありますが、この場合、目的がかわっただけで良くなったわけではないので、それには当てはまりません。


ただ、日ごろから特別、唯一無二の優れた違いと言っているように、このときにも何かが優れていることが大切になります。

では、優位性変換のパターンは何かというと、唯一無二の優れた違いを生み出す方法、コツ、特別にする方法になります。

この例の場合、なぜ優れていると言えるかというと、その視点が大切にしていることだからです。

大切にしていることを言い換えると【優れた】で、とりわけて優れているだけでも唯一無二、特別になるので、この方法もまた唯一無二の優れた違い、特別を簡単にみつけることができる優位性になります。



・創造が具体的な人の特性図は手札、独自性がきめ細かくなっている


likeのトリガーは大切にしていることのための技術、手札で、この【スキル、手札】の言い換えは独自性でしたね。

創造が具体的な人の特性図は、この手札、独自性がきめ細かくなっています。

柔道の柔ちゃんが引退後に「相手の身長が高いか低いか、足が長いか短いかによってかかりやすい技があって戦略をかえていた」と語っていましたが、たったそれだけの独自性でも世界中の柔道家たちを投げ飛ばしてまくってきたことからも、これが無敵の優位性になることはわかってもらえると思います。

これらを一言で表すとしたら、(大切にしていること)とは(言い換え、コツ)であるといった哲学の定義的な言い方が簡単です。



・”なろう版SAVE THE CATの法則”


これは大体の小説の前書きに書かれていることと同じです。


1.ある日、自称良識がある主人公が不慮の事故で亡くなり、異世界に転生し何の努力もせずに一見どうしようもない能力を授かる。

2.冒険者になるがパーティーから追放される。

3.何らかの原因で能力が覚醒し無敵になる。

4.主人公を追放したパーティーは落ちぶれ、主人公は頂点に立つ。


この通りにストーリーを進めれば”なろう”風小説にはなりますが、”SAVE THE CATの法則”と同じようにこのテンプレートに従ったからといって必ず成功するとは限りません。

まあ、ライトノベルはAmazonから除外されたらしいんですが、この点については小説なんかも最初から優れた才能を持っていて無敵なんていう話はよくありますからね。

じゃあ、どんな感じになるかというと「”水戸黄門”みたいな感じ」と言えばわかりやすいと思います。

余談ですが、ゲームの方は魔物を強めにしてあります。

がんばってレベルを上げて倒し方を考えて強い魔物を倒した方がYouTubeとかでも盛り上がるじゃないですか。

そういう部活的なゲームを”ハクスラ”と呼んでいるだけです。


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