【資料3】”SAVE THE CATの法則”の解説~
・”SAVE THE CATの法則”の解説
・感電 ‐ 米津玄師 歌詞の解説
・likeのトリガーの形状
・所作をみる
【ブログ掲載部分 ここから】
こないだ、”なろう”で懐かしの”SAVE THE CATの法則”をみかけたんですよ。
前にどこかでみかけて気になっていたんですが、当時はあまり資料がなく、今になって調べてみたら、ちょっと資料が充実していたのでとりあげることにしました。
・『SAVE THE CATの法則』はシナリオが書けない人を救う最強の脚本術!
・映画『ジョーカー』の脚本についての考察 ※ネタバレ注意
※URLは後書きに載せておきます。
いつもの手順としては、まず”解体”からですが、すでに三枚におろされている感があるので、この手順は飛ばします。
強いて感想を言うと、”ユングの集合無意識、原型論”と似ていますが、人々が求めているのは”人間としてのクセ”ではなく、”人それぞれの違いとしてのクセ”で、いかにもアメリカ人が好きそうな展開、あるあるが説明されているといった印象でした。笑
じゃあ、この通りに実践すれば、誰でも成功できるかというとそういうことではなく、やはり実績が必要になるんですが、これで実績をつくれるかと聞かれるとちょっと疑問です。
日本で言うなら、能や歌舞伎を詳しく研究したようなものですが、これを特性、性格論で説明する場合、これだけでは不十分になります。
「このままでは脚本を書けない」、「うまくいかない」という人は”SAVE THE CATの法則”ではなく作品自体を感で捉えてみてください。
【ブログ掲載部分 ここまで】
【解説】
・まず、1点目の実績からですが、実績は何かが優れている必要があるので、テンプレートに従って例文をつくっただけでは実績になりません。
・2点目の手札の状態問題ですが、これは魅力、理由を捉えれば、likeのトリガーに変換できるので、乱射が可能になります。
・感電 ‐ 米津玄師 歌詞の解説
”言葉の達人”は質問が的外れなんですよ。笑
感電 ‐ 米津玄師の歌詞
※URLは後書きに載せておきます。
これは日本語で何と言いますか?
美学?生きざま?カッコつけ方?
それを詩的に表現するのが【技術、手札】です。
歌詞は基本的にそのまんま読んでいいんですよ。
1つ1つのシーンで、”これは日本語で言うと何か?”を考えてください。
例えば、それが”世の中を批判している”としたら、それが所作でその裏にあるのが美学です。
所作がわからないという人は、歌詞を実況してみてください。
実況でわからないという場合は、友だちから言われたことだと思ってツッコミを入れてみてください。
1つ、発想とは大切にしていることをスキルの特徴状に展開したものを信念によって解釈したものとはこういうことです。
これが所作、米津玄師の美学(厳密には”ドラマMIU404”の)、カッコつけ方です。
じゃあ、仮にあなたの女友だちから、「米津くんってカッコいいよね、どんな人?教えて」と聞かれたとしたら、どう答えますか?
「米津くんはこんな人だよね~」に続く説明、クセが特性、性格、性質、からくり矢の質問です。
逆に、米津玄師が新作を出すときにファンが期待している部分はどこかというと、米津玄師という人間、性格、クセ、観、美学ですよね。
このクセは、どんなクリエイター、アーティストも持っていて、地球上に人間が70億人以上いても唯一無二になることがわかっています。
その唯一無二の部分、代名詞を満たせば口寄せが可能になるんでしたね。
そして、神は必ず望んだ特性を与える法則、自分の発想、美学は自分では必ず気に入ることから、これがわかれば必ずクリティカルヒットになることがわかっています。
この場合、必ずクリティカルヒットになるのは米津玄師にだけですが、それが※特別な場合は米津玄師以外にもクリティカルヒットになります。
※特別…唯一無二の優れた違い
「口汚く言うけど信頼している相棒」を歌う歌詞なら簡単に乱射できますよね。
※おそろしく速い手刀で一撃
※おそろしく速い手刀…代名詞を打ちぬく技
A.奇行、ミステリアス、サプライズ
・likeのトリガーの形状
like(好きを詰め込む)を発想を乱射する方法です。
この技術は、必ずクリティカルヒット、秒で100案を乱射することから、当時流行っていた漫画やゲームにちなんで”フルボッコ神拳”とか”ソウルスティール”と呼ばれていました。笑
likeを意図的に繰り出すためには、likeのトリガーの形状を観察することです。
「口汚く言うけど信頼している相棒/感電 ‐ 米津玄師」
「自分を振り向かせたくて必死な男性/某人気若手アーティストI」
「着服の言い訳/最近話題になったAI OAI」
これらに共通しているのは、魅力、理由です。
・所作をみる
「感想を書いていいところがわかった」、じゃあ、そのようにするのは簡単ですね。
「逆に悪いところもわかった」、じゃあ、そうならないようにするのも簡単なはずです。
一般的に人のいいところを挙げるにはIQが必要だと言われています。
”前の人が言ったのと違ういいところを挙げる”なんていうゲームもあるくらいです。
前々から言っていますが、僕は知能と語彙は比例すると考えています。
これは、どういうことかと言うと、知識ではない部分を問っているということです。
では、この知識ではない部分は何かというと、【新しさ、違い、個性、特性】という話はプロジェクトで何度もしてきましたよね。
『SAVE THE CATの法則』はシナリオが書けない人を救う最強の脚本術!
https://maamaa-create.com/save-the-cat/
映画『ジョーカー』の脚本についての考察 ※ネタバレ注意
https://ncode.syosetu.com/n5811fu/
感電 ‐ 米津玄師 歌詞
https://www.uta-net.com/song/287617/
言葉の達人
https://www.uta-net.com/user/tatsujin/196.html