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02【いざ異世界へ!】

人類みなニート~働いたら負けかなと思う~


主人公「葉月博はづきはく、26歳」


女神「ターニャ、17歳」


異世界転生を余儀なくされ転生するも何故か女神ターニャも一緒に転生


仕方なく一緒に旅をする事になったのだが転生時に初心者パックを渡すのを忘れたりと


長く旅をするにつれ女神ターニャのポンコツぷりが露呈し始めるのであった


そんな到底女神の行動とは似ても似つかないポンコツ女神ターニャとの異世界のんびり?転生珍道中物語です

体を包んでいた光が消えると俺は森の中に飛ばされていた


「いててててっ!ここは一体何処なんだ?」


そう思いながら身体を起こそうとした瞬間右手に何やら柔らかい感触があった


ムニュ!


嫌ぁーと言う叫び声と共に俺は吹き飛ばされた


「な、何なんだよ一体!?」


顔を上げると目の前には胸の前で腕組みをし此方を睨みつける女神タニーニャが居た


「め、女神様!?何故ここに?」


「それはこちらが聞きたいですよ私は確かにあなたを転生させたはずですが、、、」


「女神様ここは一体何処なのですか?」


「ここはアルベニュート地方だと思いますが、ごめんなさい詳しくはわかりません」


「これからどうしましょうか?」


「そうですね、とりあえず所持品のチェックでもしましょうか、転生前に渡した初心者パックのカバンを、、、」


「鞄?何ですかそれ?」


「えっ?何故カバン持って来てないのですか?」


「いやいや、そんな物貰ってないですよ!てか何の説明も無しにいきなり飛ばされたんで少しビックリしていますよ!」


俺は軽く笑いながら女神様の顔を見ると女神様の顔から滝の用な汗が吹き出ていた


「シマッター!ヤッテシマッター!!女神に昇進しての初の仕事だから浮かれ過ぎてスッカリ説明するのん忘れてた~どうしよう~」


女神様が目の前であたふたしているのを横目に俺はポケットの中に紙切れが有るのに気付いた


「あのー女神様ポケットにこんな紙切れが」


女神様は凄い勢いでそれを奪った


「えーとなになに?」


タニーニャよ!

この手紙を呼んでいる時には、貴様は転生者と一緒にあちらに転生しているだろう

失敗ばかりでようやく四種限定とは言え女神に昇進したというのに早速失敗しおってまったく少しは学習せぬか!

という事で少しは成長させると言う意味合いを込めて貴様にはその転生者と共に転生してもらう!

異論は認めんからな!

そやつを一人前にしたら帰還を考えようではないか、ハハハハハ!

ではなby神


「ク、クソがー!!」


美少女が汚い言葉を発しながらキレている


「あのー女神様これからどうしましょうか?」


女神様は一呼吸置いてから返事をした


「そうね、わからないわ」


「えっ?あの?女神様?」


「あなたが考えなさい!この世界はあなたの新しい人生なのだから!」


「そうですね、取りあえずここにいても仕方がないので町なり人を探しましょう」


「ええっそうしましょう、あと私のことは女神様ではなくターニャと呼びなさい

女神様だと人に会った時に困るもの」


「は、はい!わかりました!ターニャ様」


「さぁ行くわよ博!」


「はい!!」


【三日後】


「み、水」


俺達は案の定、森で迷っていた


「こ、この駄目神が、意気揚々と先頭を歩いて行く癖に道に迷いやがって

どんだけ同じ道を歩けば気が済むんだ!」


「何よ!私ひとりの責任にする気?あなたが無能なのが悪いんでしょ!」


「何だと元はと言えばお前が初心者パックを渡しそびれたのが原因じゃないか!」


「誰だって失敗の一つや二つ位あるでしょうが!」


「その一つや二つの失敗で転生早々死にかけてるんだけどな!!」


「何よ!ヤル気?」


「おう!やってやろうじゃないか!」


二人が立ち上がり睨み合った瞬間、腹の音が鳴った


「腹減った~」


その場で二人は座り込んだ


「ねぇ私達こんな所で死ぬの?」


「縁起でもない事を言うな!」


「でももう一歩も動けないはよ」


ピチョン!


「水の音!」


「えっ?何?どうしたの?」


「コッチだ!!」


俺は音のする方に気力を振り絞って駆け抜けて行った


ガサガサガサ!

そこには、小さいながらも湖が存在した


「水だぁー!!」


「やったー!!」


俺達は一心不乱に水の中にダイブした!


「俺は生きているぞ!」


「ええそうね助かったわ!」


「こんなにも水が美味しいと思った事は初めてだ!」


「私もー!」


俺達は、あまりの嬉しさにハシャぎまくっていた


グーー


しかし水で喉は潤っても腹は満たされない


「腹減った~ターニャ様魔法的な何かで魚取って下さいよ」


「無理よ、この世界ではギルド等に登録して能力を解放しないと魔法は使えないのよ」


「いやいや女神様的なパワーとか無いんでか?ほらブワァーっと何か光線出す的な」


「そんなのこっちに転生した時に全て封印されたわよ!」


「なんだ駄目神か」


「何ですって!?」


俺達が言い争いをしてる最中、森から何やら此方に近づく者の気配を感じ取った

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