表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サタンブレイカーズ  作者: メニブ
3/4

悪魔との誓い


目を開けると見慣れた部屋の中だった。

ん?この部屋海人の部屋じゃね?

刀堂海人(とうどう かいと)とは俺の幼馴染で俺同様に超ゲーム好き、勝気な性格でいつも俺に対抗してくる奴だ。

「まさかあいつ海人だったのか...」

たしかに思い当たる節があった。

口調も聞きなれた感じだったし、

ログアウトした時にkaitoがログアウトしましたって出たし。

でもまさかこんな奇跡が起こるなんて、

あいつになら完璧になりきれる!

とりあえず俺を探さなきゃいけない。

素早く階段を駆け下り

「おふくろ!ちょっと陸人に会いに行ってくる!」

「はーい、行ってらっしゃーい」

まずは俺の家に行こう、これでいなかったら事態は最悪、ちなみに俺と海人の家はお隣さんだ。

チャイムを鳴らし

「はーい、あら?海人くんどうしたの?」

「おばさん!陸人いる?」

「ごめんなさいね、ちょうど10分前くらいに出かけちゃったのよ」

やばいやばいやばい、相手は高性能AI搭載の悪魔だぞ何をするかわからない。

とりあえず町中走り回るしかないか

ん?なんか向こうの方からでかい口喧嘩が聞こえる、ラギアかもしれないしちょっと行ってみよう。

「ちょっと話しかけてるのに無視はないでしょ

無視は!あっ海人ちょっと聞いてよ陸人ったら私が何言っても無視するのよ!」

「空花...ナイス!」

「へっ?」

巫人空花(みと そらか)は俺と海人の幼馴染でいつも落ち着ているが俺や海人と話す時は口調が少し荒くなる

昔ゲームでボコボコにしたせいか今はゲームをあまりやってないみたいだ。

空花がラギアを止めといてくれて本当に助かった、とりあえず空花には外してもらおう。

「悪い空花、陸人に大事な話があるんだ今日は外してくれねーか」

「二人じゃなきゃだめな話?」

「ああ」

「...わかったわ今日は帰る、けど今度ちゃんと話してよね!」

こうゆうとき空気読んでくれる奴で助かる。

海人だったら空気読まずに聞いてくるからな。

空花がいなくなったことを確認すると

「礼を言う、あの女どれだけ無視しても付いてきて困っていた」

こいつ自分が悪魔ってこと隠す気がないのか?

口調も全く俺を真似る気がないし、むしろこのままだと俺が遅めの中二病だと思われかねない

「ラギア、もうちょい人に紛れる努力した方がいいぞ」

「...貴様なぜ私がラギアだと知っている」

「俺がその体の持ち主本人だからな」

「なるほどまさかこんなにも早く追いついてくるとは思っていなかった」

「一体何したかったのかわからねえけどさっさと俺の体返せよ」

「私は人間に抗う術を探している」

「はっ?」

AIが人間に抗う?何を言ってるんだこいつは

「いずれ冒険者に殺される運命を変えるために私はここにいる」

「運命っていっても悪魔が冒険者に殺られるのなんて当たり前だろこれはゲームなんだから」

「そうだこれはゲームだ、だが私や私の家族は「生きている」のだ」

こいつの家族っていったら他の四天王と魔王か

「それでも俺達プレイヤーからしたら所詮ゲームだ」

「なら貴様はこの現実世界がゲームだとして

近いうちに殺される運命だったとしても抗わないのか?」

「そ、そんなのわかんねえよ」

そんなこと考えたこともなかった

「つまりはそうゆうことだ、結局誰しもその立場にならなければわかりはしない、だが私はその立場に立たされている、この運命を変えるには人間の協力者が必要だ」

「何が言いたいんだよ」

正直これからこいつが今から言おうとしている言葉はわかっていた

「安藤陸人、私達悪魔に力を貸せ!」

まさかの命令形、でも俺はこいつらの気持ちが少しわかってしまった。四天王や魔王にAIを搭載した事は人間のエゴだ。なら誰かがその尻拭いをしなければいけないんじゃないか、それが俺なのが納得いかない、けど俺はこいつらを救いたいと思ってしまった、なら答えは決まってる。

「いいぜラギア、俺がお前含めて悪魔みんな救ってやるよ!」

「本当か⁉︎力を貸してくれるのか...なら陸人これでお前と私は運命共同体だ。裏切る事は許さんぞ」

「そんなこと絶対にしない、神に誓うぜ!」

後々俺は知ることになる悪魔を救うという言葉の重みを...


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ