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サタンブレイカーズ  作者: メニブ
2/4

悪魔の戦い方

俺はまだ草原に立ち尽くしていた。

普通で考えたらログアウトをした時点で俺の意識は現実に行くはずなのに俺のアバターにラギアが乗り移っているという理由だけで俺の現実の体はラギアに奪われた...のか?

現実世界に戻れなければ確かめようがない、

と色々考えていると。


シュピン!


誰かが目の前にワープしてきたようだ、

今はラギアの姿をしている以上ラギアのふりをするしかない、いきなり「俺の体が乗っ取られた!」などと非現実的なこと言っても騙そうとしている様にしか聞こえない。

とりあえず冒険者なら倒し、悪魔なら話を合わせる。

赤い派手な鎧を身につけた冒険者だった。

鎧の厳つさを見る限りかなり上位のプレイヤーだと見て取れる。

「四天王の一人が始まりの町周辺の草原に現れるって情報は確かだったみたいだな。四天王ともあろう悪魔が初心者狩りでも始めたのか?」

煽り気味の口調で挑発してきたかと思った次の瞬間

「先手必勝だぜ!」

一瞬で間合いを詰めて長剣で降りかかってきた。

ガンッ!

黒がかった紫の障壁が目の前に出現した。

「これが噂の魔障壁か...」

魔障壁は上級悪魔のみ発動できる特殊能力だ。

一定以上のダメージが蓄積すると破壊されてしまうが

5分程すれば復活する。悪魔のレベルが高ければ高いほど魔障壁も丈夫になる。

敵に使われると厄介な能力だが実際に自分が使ってみるととても頼もしい。

「ちっ魔障壁か、めんどくせーな」

連撃で一気に魔障壁の耐久度を削ってくる。

まだ始めたばかりの俺ではとても太刀打ちできない。

そもそもやり込んでいるプレイヤーでもいきなりの悪魔の体で戦えって言うのは無理がある。

「守ってばっかじゃ勝負になんねぇぞ!」

ガシャァン!

ついに魔障壁が破壊されてしまった。

このままじゃまずい...

なんでもいいから魔法を使えれば...

とりあえず知っている魔法使ってみるしかない。

ラギアが使える魔法は...そうだ!

俺は両手を相手に向け構えこう唱えた。


「マインドチェンジ!」


と唱えたと同時に俺と相手の足元に魔法陣が出現した、が相手は危険を察知して魔法陣から抜けてしまった。

「危ないな、精神操作系の魔法か?まぁ当たらなきゃ意味ないけどな!」

さっきラギアに打たれた時は俺が呆けてる間に打たれたせいで躱せなかったがこの魔法は命中させるのは難しいらしい。こいつは恐らく上位のプレイヤーなだけあって悪魔との戦いを熟知している、そんな奴にこんな魔法当たるのか...?

「魔法が一発当たらなかっただけで放心状態か?意外と四天王も大したことないな」

なぜかイラっとした、正直この悪魔の評価が俺の知らないところで下がりまくるのはどうでもいい、でも

数多のゲームをクリアしてきた俺がこれくらいの悪魔も使いこなせないでどうする!

当てる方法は思いついてる。問題はその方法には大きなダメージが伴うことだ。

まあ最悪死ななきゃなんとかなるか。


「そんな焦るなよ、俺にやられるのがそんなに怖いか?」

「何?」

「今度は当ててやるよ、マインドチェンジ!」

「何企んでるか知らねーがやらせねーよ!」

一気に間合いを詰めて切りかかってきた。

だが、俺は避けない


ズシャッ!


「そんな隙だらけじゃ切ってくれ言ってるようなもんだぜ」

「ああそうだよ切ってくれって言ったんだよ、このためにな!」

俺は相手の腕を掴んだそして魔法陣を発現させた。

「今度こそ決めてやるぜマインドチェンジ!」

「っ!」


......


目を開けるとラギア(in相手)がいた。

「よく考えたら必死に避ける必要なかったな、この悪魔の体のまま自殺すれば俺の勝ちだ」

そう言ってくるのはわかっていた、だからここでハッタリをかける。

「残念だったな、俺の体は俺の攻撃ではダメージを受けない、当然だろうそうでなければこんな回りくどいことはしない。」

「...だよな、あの魔法をくらった時点で俺の負けは決まってたわけだ。あーくそ!デスペナやだなー」

そうこのゲームにはデスペナ通称デスペナルティがある、プレイヤーの体力が0になった時最後のセーブポイントから復活するが、その際に一部のアイテムと所持金がなくなるシステムだ。このゲームのデスペナルティはプレイヤーのレベルが高ければ高いほどデスペナルティが大きい。俺はこれを交渉の材料に使う。

「もしデスペナルティを受けたくないのなら俺と取引しないか?」

「取引?おいおい四天王クラスともなるとAIがあるからこんなこともしてくんのか、で?どんな取引だよ」

「簡単なことだ。この体を少しの間借してくれればいい」

「俺の体で違反行為でもして回るつもりか?」

「いや、絶対にそんなことはしない神に誓おう」

「ははっ、悪魔が神に誓うかよ面白いなお前

いいぜ交渉成立だ」

「じゃあ悪いけど1時間ほど借りていいかな」

「ああいいぜ、俺は悪魔の体を満喫させてもらうぜ」

「騒ぎは起こすなよ」

「お互い様だろ」

これで現実世界に戻れるはずだ、さっさと見つけて俺の体を取り戻す!


ログアウト



のんびりしてたら初回投稿から2ヶ月も経ってました...

構想は思いついてはいるんですが文章力が皆無でキツかったです。

3話はすぐ投稿できるよう頑張ります!

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