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わたしの家族  作者: 明樂
わたしと男の子
4/15

名前

その女の人は色々話してた。

男の子は自宅で産んで、適当に育てたと。

名前も付けてないし何歳なのか誕生日すら知らないと。



結局この日は何もせず家に帰ることになった。

「明日ちょっと偉い人が来るんだけど2人ともお話聞いてくれる?」


「もちろんよ!」

男の子もだんだん慣れてきたみたいで少しずつ笑ってくれた。



「わたし、秋花って言うの!」


「うん。」


「呼んでみてー!」


「しゅうか」


「うん!」


「ねぇ、名前をちょうだい」


「え?」


「しゅうかみたいに、カッコイイ名前が欲しいつけて。」


「しゅうりは?」


「……かっこいい」


「じゃあ決まりね!」


「うん……」



パパとママが漢字を付けてくれた。

偉い人、パパは弁護士?とか言ってたその人とお話した結果、しゅうりは戸籍はあの派手な女の人のとこで養子としてうちに来るんだって。


年齢はわたしと同じくらいだって。


「じゃあ改めまして、君は佐々木愁里(ささきしゅうり)くんだ。」


「……よろしくお願いします。」




こうして、佐々木家に新しい家族ができました

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