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私の戦闘記録  作者:
11/14

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短い!

先に進まない!




=辛い!

私の方に近づこうとしていたりんちゃんは、小林さんは、私の小林さん発言にとっても驚いたみたいだけれど、すぐに気を取り直して、私をここまで連れてきた、例の偉そうな男の方を見て、まくし立てだした。


それはもう、ものすごい勢いで。

ズダダダダ!バババババ!


銃撃のように。


とまらない。

雨が降ったあとの川のように。




その言葉は、また、困ったことに私にはわからないものだけど、勢いから判断して、小林さんは先ほどの怒りを思い出したのかどうなのか、とにかくこの男に怒っているのだろう。




やっぱりりんちゃんは怒っていても綺麗だ。


そしてまた私に近づこうとして。


すっと、男に阻まれた。

男が私の目の前に立つ。

私の視界には男の背中しか映らない。




その背中は、大きくて。

しっかりとしていて。




今までじっと聞いていた男が何か言う。


ぐいっと自分の側に私を引っ張る小林さん。




良かった、少し安心。


だけど、男を睨んでいる。

さっき男が言ったとは何か良くないことなんだろう。


どう考えても、見知らぬ人よりも言葉の通じる元親友のほうが信頼できる。





小林さんに不利なら私にも不利だ!これはまずい!なんとかしなくちゃ!

ここから逃げなきゃ!





男に床に落とされて前を塞がれ、小林さんに引っ張られてもなお、床に座り込んでいた私は、立ち上がり、小林さんの手を取る。




行こう!逃げよっ!



そう叫びながら小林さんの手を軽く引っ張りながら、走り出そうとすると。


小林さんはまた驚いた顔をして、そして首を横に振る。


横に。

なぜ。




あんな、まりちゃん。こっちの世界ってばな、ここ以外安全な場所、ないねん。せやけど大丈夫!まりちゃんは絶対に無事やからな!絶対に守ったるからな!大丈夫やで!





そして綺麗な、ちょっぴり歪んだ笑顔を見せる。


意味がわからない。

こっちの世界?こっち?こっちって?



小林さんの手を握ったまま、固まって首を傾げる。


小林さんは苦笑いをしながらも、優しく手を握り返してくれる。





まぁ、落ち着いてぇや。ゆっくりお茶でも飲みながら話さん?まりちゃんこっち来てすぐでいろいろ不安やろ?言葉とかもわからんっぽそうやしなぁ。怖かったやろぉ、もう大丈夫やで。





また笑顔を見せる。




今度のはさっきよりもずっと歪みが少なくて、りんちゃんの可愛らしさ、美しさがよくにじみ出た、本当に綺麗な笑顔で。


人を魅了するその笑顔は、私に、私だけに向けられている。




思わず頷く。






世界が、私とりんちゃんだけならいいのに。


そうすれば。



なんて、到底叶わない願いすら心に浮かぶほど、その笑顔は美しかった。


なんでこんなに進まないのかを言い訳するとですね。



せっかく自分で書くなら、初めから順に、急展開なく、起こっていることをゆっくりかいてみようと思ったんですね。


結果としてありえないくらい何も起こらない、意味の分からない物になっちゃいましてね…。



多分まだまだ進まないです。あああ。辛い。

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