表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の戦闘記録  作者:
10/14

10

今回後半に、いじめ?なのか?よくわからないけど嫌な言葉かけられるシーンあります

男の肩に、お腹が食い込んで痛い。



とかなんとか。

男がドアを開けて、中にいたんだろう人に、ほんの少しだけ親しみを込めたような、さっきまでより少しだけましな、偉そうでない空気をまとって喋りかけている間に考えていると。




まりちゃんっ!

まりちゃんやんなっ!



知っている、理解できる言語が。


私を指す単語を叫ぶ声が。

私を呼ぶ声が。


え?


その声って。

りん、ちゃん?

え?

りんちゃん、だよね?

なんでここに?

関西に行ったんじゃないの?

遠くに行ったんじゃないの?

明るい、あなたのいるべき場所にいるんじゃないの?



わたしがぐるぐる、また頭を働かせている間に。

りんちゃんが、私を担いでいる男に、私がわからない言葉で、怒ったようになにか言う。


あ。


顔がちらりと見える。


あぁ、りんちゃんだ。やっぱり、怒っている顔もかわいいなぁ。


いきなり、あさっての方向の思考になっていると。


どさっ。


痛っ!


いきなり落とされた。

あぁ、りんちゃんはこの男に私を降ろせといったんだな。


理解する。


それにしても、ひどいよなぁ。

そんな急に落とさなくてもいいのに。


なんて、考えていると、りんちゃんが、こちらに小走りでやってきた。




まりちゃん、大丈夫?どっか痛いとこない?怪我は?


結構な早口で質問だ。



ねぇ、りんちゃ、小林さん。ここどこなの?




もう、あの頃みたいに、りんちゃんなんて呼べるほど仲なんて良くない。りんちゃんは私とは違う人なんだから。私は。私は。



え?まりちゃん?



りんちゃんはびっくりした顔をする。





ねぇ、知ってた?りんちゃん。中学の時、りんちゃんたまに私なんかとも喋ってくれたよね。

りんちゃんが喋りかけてくれて、とても嬉しかったんだ。

でもね。

後で、りんちゃんが行っちゃったその後で、私いつもりんちゃんの友達に文句言われてたんだよ。



あんたなんかが、リンカの名前呼んでいいわけないでしょ!リンカだってほんとは嫌がってるんだから!



リンカは優しいからあんたなんかに喋りかけてあげてるってわかってるの?



えー、むしろ、内心笑ってたりしてー。



えー、リンカがぁー?もしそうならあんた惨めー!笑えるぅー!あはは!




それにね、一緒にいた、私の友達だった子たちにも色々言っていくからね。小林さんと友達なんてすごいねっていてくれていた友達、一緒にいてくれた子たちにも嫌われちゃったんだ。

だからね。私の中ではりんちゃんは遠い昔の人なんだよ。小林さんは、中学の時に一緒だったんだけど。

なんて自分でもよくわかっていないこの思い、どうやって伝えよう。

どうやれば伝わるかな。


と、いうわけで!


私→橋本まりあ(漢字にするか平仮名にするか片仮名にするか、未定)

親友→小林りんか(漢字未定)



です!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ