ある一定の秩序(詩)
近くのパブでぼったくられたあの日
おれは一人ではいられなかった
隣町の飲み屋でもそうだった
酒はまずくて
とんでもない安物だった
女も老けたババアで
むだな時間を費やした
せめて綺麗な足や胸の谷間でも
拝めればよかったのになあ
中東で内戦が続いてる
テレビをつければ嵐のニュース
どこでも人が死んでいる
自然災害は逃げるしかないのか
バーテンは適当なものをだして
おれを騙そうとしている
世界中が騙し合い
ある一定の秩序が生まれる
ポーカーや賭博で
どこかの歯車が合う
部屋を綺麗にして命が助かる
車はもう作られなくなる
朝日を浴びて植物は育つ