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極大魔法 メテオ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

そのころ、ロイヤルヴァルトは、極大魔法を発動する地点の、周囲(半径10キロ)に人がいないことを確認し、安全であることをプレストンに伝えた。


司令は、今回は、工事が目的だから、魔法発動時にそばにいても大丈夫と言ってくれた。

「じゃ、プレストン、オークリンとサムソンをお願いね。」

え?あたし?

「さ、馬車に乗って、行きは馬車で送ってもらえるから。」

行きはって、片道切符?悩むまもなく。

促されるままに、私とサムソンさんは馬車に乗り込んだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

緊張している私達を見て、プレストンさんは説明してくれた。

・魔法の発動中は自分に触れていれば、防護フィールドがあるので、安全ということ。

・発動後も、高温なので対応策がない場合は保護フィールドからでないこと。

・炎の魔法も、サドミスト様からの贈り物なので、心配なことはなにもないということ。

周りが灰燼になるのに、心配ないって、何言ってるの?


その他、段取り等を説明してもらっているうちに、魔法発動地点に到着した。

荒涼とした景色だ。

「これが、人生最後に見る景色になるの?」

「大丈夫、最後じゃないです。でも、この景色は消えてなくなるので、しっかり変化は観察してくださいね。」

「サムソンさん・・・」泣きそうな顔になっているのだろう。

私の表情を見たサムソンは、カバンから冷えクールを取り出して、手渡してくれた。

「これをおでこに貼っておけばどんな暑さも大丈夫です。」

私は言われるがまま、おでこに貼り付けた。

この時の私は、冷静さを失っていた。。。。のだろう。


「我が主神、サドミスト。鉱山開発の省力化で魔法の活用など、サワーシップ最高の知能、あなたに比べればノミと同程度の大きさの脳みそで考えております。

本当の神の恵みとは何なのかをお示しください!メテオ!」


上空が輝き巨大な熱源が爆炎となり落ちてくる。

どごおおおぉぉぉん!

周りの地形も足元の地形も四散した。

もとの地形は見る影もない。

巨大なボウル状の地形になった。


凄い!私達を中心にしたクレーターになっている。

怖かった。

すごく怖かった!!

すごい迫力だった。

でもこれで、完了だ。

私は涙目担ってしまったが、プレストンの顔を見上げた。

この人、何か詠唱している?


まだ何かやるの?

先程のメテオが終わって、やっと落ち着いてきたのに!!!

もうやめてー!


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