表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極大魔法しか使えない残念な冒険者  作者: 白山月


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/62

ソニックファルコン撃破(改正)

プレストンさんが飛び移ったソニックファルコンは、遥か彼方に飛び去っていった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


プレストンは辺りを見渡した。 魔物のスピードで、王都からどんどん遠ざかっていく。 ここなら、王都まで影響はないな。


もう一匹が見当たらないが、しかたがない。一石二鳥は無理か。。。。 一匹ずつだな。


ソニックファルコンが旋回しながら高度を上げていき、頂点から再び第二王女を狙うために、重力を利用して加速し始めた。


「我が主神! サドミスト! 今回の貢物は焼き鳥フルセットでございます。ご賞味ください! ヘルファイヤ!」


遠方の上空で巨大な炎の塊が出現した。 ソニックファルコンは一瞬で燃え尽き、その姿を消した。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


近衛騎士団はオリビエの命令で鉄壁の布陣を敷いている。 ただ、ソニックファルコンは強敵だ。 空を飛び、一撃離脱ヒット・アンド・アウェイを繰り返す敵に対し、こちらの攻撃手段は不足していた。 もう少し、強い射手を連れてくればよかったな。


私自ら勝負に出るか。 いや、姫様を残していくわけにもいかない。。。。


そういえば、最初はソニックファルコンは2羽いたはずだが。 彼方の上空でヘルファイヤが炸裂していたから、プレストンがやったんだな。 ソニックファルコンの移動速度を利用して王都から離れるとは。上空からなら地上の状況も見えるからな。さすが英雄。


そういや、サムソンが戻ってきていたな。 あいつなら剣で遠距離攻撃ができるか。


「サムソン! あいつを斬れるか?」 「命令とあらば、斬りますぞ! ただし、真正面から突っ込んでくるとき限定ですが」


どこから突っ込んでくるかわからない鳥相手に、難しい注文だな。 その時、アカリが手を上げた。 「私、魔力波を利用して感知できます」


サムソンの後ろで、アカリが魔力探知を行い、ソニックファルコンの位置とやってくる方向を伝えている。 ノヴァもサムソンの隣に立ち、クリスタルの剣でモーゼの構えをとっている。


ソニックファルコンは、遠巻きに回ったり、近づきそうで離れたりと、動きが安定しない。 最初から構えたままのノヴァには集中力を保つのが難しく、意識が朦朧としてきた。 ノヴァが朦朧とするのに呼応して、クリスタルの剣が輝き出した。 まるで、プレストンの魔力が吸い寄せられているようだ。


その時、アカリは敵が真正面からひたすら速く突入してくる事を感知した。 構える、サムソンとノヴァ。


真正面からすごい勢いで近づいてくる。 アカリさんがカウントダウンしてくれている。 「距離1000・800・600・400!」


サムソンは渾身の力を込めて剣を振るった。 猛烈な衝撃波が一直線で飛んでいく。 しかし、ソニックファルコンはロールを描いて回避した。 かわされた!


ソニックファルコンは、速度を落とさず接近してくる。 ノヴァも、剣を振り下ろした。 その時、クリスタルの剣が猛烈に輝き、振り下ろした切っ先から巨大なフェニックスが出現した。


ソニックファルコンは、眼の前に現れたフェニックスに飲み込まれ、黒焦げになり絶命した。 炎の鳥はそのまま一直線に飛び去り、見えないところまで消えていった。


ノヴァさんは剣士。魔法が使えるわけがない。 何故? どうやって?


巨大な疑問が残された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ