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ナチス ドイツ 枢軸国論

作者: ヨーゼフ・ゲッベルス

ナチス ドイツ

ナチス ドイツに対して大衆はどういうイメージがあるだろうか。恐らく、ユダヤ人大量虐殺ホロコーストが真っ先に思い浮かび、良いイメージはないだろう。しかしだ、ナチスが台頭した合理的な理由、背景があった。

 第一次世界大戦で三国同盟として戦争に参加したドイツ帝国は三国協商に負けた。ヴェルサイユ条約により多額の賠償金を払わされた挙句、主要資源取得地域ルール地方を占領された。それに続けて恐慌が訪れ、ドイツの失業者は40%と記憶されている。そこに現れたのがドイツ労働者党を前身とする国家社会主義ドイツ労働者党ナチス であった。

 ナチス の党首アドルフ・ヒトラーはまずヴァイマール共和国打倒、ヴェルサイユ体制打破を目標にワイマール憲法を利用する形で合法的に独裁政権を築き上げ、労働者を増やす政策アウトバーンなどをし、失業者を一気に減らすとともに、『労働者にパンを』を唱え、ドイツ国民の支持を一気に集めた。車にのる労働者や海外旅行に行った者もいるという。

 第一次世界大戦敗戦、恐慌、それによるハイパーインフレをヒャルマル・シャハトらが収束させたのはいいものの、その後の極端な増税政策デフレ政策により圧迫された国民は極右政党国家社会主義ドイツ労働者党ナチス を支持するに至った。

 ここまでが背景で、何故対外戦争に乗り出したのかといえば、もうお分かりだろうがドイツによるフランスらへの復讐である。とともに資源確保、世界都市ゲルマニア建設など引き金は沢山あるわけだが…ラインラント進駐、ズデーテンラント、オーストリア、チェコを恫喝により取得し、ついにポーランドに侵攻した。ここに黙って見ていられなくなったイギリスフランスはドイツに宣戦布告。全面戦争になったが、フランスのマジノ線を破りパリを占領。それにより親独政権ヴィシー政権樹立。ソ連とは独ソ不可侵条約が締結されていたが、スターリンによる先制攻撃を予想したヒトラーは条約を破りソ連とも激しく争うことになった。

 ヒトラーは第一次世界大戦の敗因をユダヤ人ら共産主義者にあり、しかもドイツの資本を大量に所持していたと考え、ユダヤ人を大量虐殺するに至った。

 ソ連戦は圧倒的に兵数に勝る(ソ連兵約百万人VSドイツ兵約四十万人)ソ連が勝つのだが、それでもマンシュタイン元帥やモーデル上級大将、電撃戦生みの親ハインツ・グデーリアン上級大将らによる果敢な戦闘はソ連兵を苦しめた。

 話は飛ぶが、北アフリカでも戦線が繰り広げられていた。北アフリカ戦線の初期はイタリア軍、それに続いたドイツ軍の作戦によりイギリス軍(とその属国)を苦しめていた。特に砂漠の狐の異名を持つエルヴィン・ロンメル中将(のち元帥)はその神出鬼没さから恐れられていたが、イタリア軍の敗走、ロンメル中将の病気などにより戦線を維持するのは難しくなっていた。

 ドイツ の技術面ではアメリカ、イギリス、フランスをも凌駕するものであった。v2ロケットや世界初ジェット戦闘機Me 262、世界最初の実用短機関銃mp18や第二次世界大戦最強とも言われる超重量戦車ティーガーII、マウス、シュトゥルムティーガー、列車砲グスタフ、ドーラ、航空機ではメッサーシュミット、フォッケウルフ、ハインケル、ドルニエ、ユンカースetcなどが競争しながら生産に取り掛かり、特にメッサーシュミットbf109はイギリス軍を苦しめた。エースパイロットも生まれ(ハンス・ヨアヒム・マルセイユやアドルフ・ガーランド(コンドル軍団による経験が強い)etc)などなど実に多岐に渡るものであった。やはりナチス の技術力は世界一だった。

 歴史にもし、はないがホロコーストさえしなければドイツでヒトラーは英雄になれたかもしれない。

 最後に長くなって申し訳ない。まだ書きたいことがあるのだが寝たいので(笑)今日はここで打ち切りさせて頂く。

乱文を読んでくださってありがとうございました。

heilhit

ナチス ドイツ

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― 新着の感想 ―
[一言] 大変面白い話しでした。 自分はその頃のドイツの兵器(個人装備品)が大好きで、現代に置ける銃器の元になってるのを尊敬と敬意を持ってます。 個人としてナチスは好きではありません。だからと言って悪…
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