表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
特殊部隊が異世界転移  作者: 江草 隆文
1/4

第1話 転移

消してしまったので再度あげました


「ここは…?」


気が付いたら真っ白な空間に立っていた。

周りを見るとさっきの作戦に参加していた隊員達の姿があった。全員フル装備のまま俺と同じ様に辺りを見回している。


「ついさっき、爆発に巻き込まれてみんな死んだ筈じゃ…」


とにかく本部ににこの事を伝えなければ。


「アルファ隊より本部へ、今白い部屋に閉じ込められている。そっちで何か確認出来るか?本部、応答を…本部!」


無線で本部と通信を試みるも反応無し。

だがいつまでも突っ立てままではいられない。もしかしたら、近くに敵がいるかもしれないからだ。


「各員、死角を作らない様に陣形を組め!


「「了解!」」


そう命令すると、隊員達は互いに背中を預けながら一箇所に集まって周囲を警戒し始めた。


さっきいたまでの任務を思い返して見る。

俺はクレメント・ショウ、階級は大尉。

あれはイギリスのあるマンションでテロリストが住民を人質に取って立て籠もった時だったか、俺達SASは戦闘準備を整え、突入した。

突入部隊は屋上から突入するチーム、一階から突入するチームに分かれていて、俺達、合わせて5名はは前者の方にいた。

テロリストを排除しながら、生きている人質を解放したまでは良かった、だが射殺し損ねたテロリストの1人が持っていた手榴弾の安全ピンを外し、俺達を巻き添えにして自爆しやがった。


そして今に至る


(にしてもなんなんだここは…ここに来てから3分以上経ってるが、ずっとこの空間じゃないか…どうなってやがる?)


すると突然右ポケットが震え始めた。


(携帯か?でも携帯なんか持って来てない筈だぞ)


ポケットから携帯を取り出して見てみると液晶画面には白い文字でこう表示してあった。


「おめでとう!貴方達は神の導きにより、異世界で戦士として転移する事になりました!」


おめでとう?転移?一体どういう事だ?


周りからも「おいおい…」 「まじか…」「異世界転転移か?」等の声が上がっていた。どうやら俺以外の隊員達も端末を持っていたらしいな。液晶画面ではまだ言葉が続いていた。


「この端末では貴方達のニーズに合わせて、武器、弾薬、装備、兵器の供給、さらにはそれらのカスタマイズも可能です。」


この端末でそんな事まで出来てしまうのか。


「では3秒後に転移します。行ってらっしゃいませ。」


「3秒後?!おい待て!まだ状況が飲み込めてなッ…!」


言い切る最中にいきなり目の前が真っ白になった。


おかしい場所があったらコメント等で優しくご指摘お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ