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CLOVER -クローバーの糸-  作者: 夏美
2/2

1Leaf Piece

文章が変な所や、漢字が間違ってるところがあるかも知れません。m(__)m

コメントなどで教えてもらえると嬉しいです(*´∀`)

「行ってきます!」

返事なんか返ってくるはずもないのに、誰かいるかのように元気に言った。私は金崎(かねざき) 美咲(みさき)。今日から高校生だ。

「おやおや、今日も元気だねー」

そう言ってきたのは、隣のおばさんだ。いつもどこかの家の悪口を言うため近所には嫌われてる。そちらこそ、今日も厚化粧ですね!と返してやりたかったが、

「おはようございます!今日もお綺麗ですね!学校行ってきます!」

自分らしくない言葉が出てきた。後ろでは、あら〜ありがとう〜と聞こえてきた。


これは、裏の自分。本当の自分を知っているのは…


「おはよ〜美咲〜」

やる気のない声だが、とても落ち着く声。

「おはよう!真理!」

そう返して、すぐに不機嫌そうな顔をしたのは斉藤(さいとう) 真理(まり)

「また出てる…美咲はそんなんじゃないでしょ?」

「…登校中だし、誰かいたら嫌じゃん?」

「さすがに早すぎて誰もいないと思うけど…」

道に迷ってもいいように、早く家を出てきたのだ。誰もいないのは自分でも分かっている。でも私は黙っていた。すると真理は、何かを察したようにため息をつき

「いいよ…でも僕の前ではその性格だと話しづらいんだよね〜」

そう…


真理は本当の私を知っているのだ。


私が、みんなに好かれたい。嫌われたくない。そんな想いがバレないように、本当の自分を隠して裏の自分で生活していた。でも、真理に初めて会った小学生の時…

「今のあなたは、本当のあなたなの?」


この一言だけだった。言われた時は、頭の中が真っ白になった。何もかも頭の思考が止まったかのように。

もしかしたら演じてるのが元からみんなにバレてて、裏では嫌われてるかもしれない。どこでバレた?など考え始めたのは、真理に言われてから結構な時間が経った時だった。教室の中は暗く、本当に1人ぼっちで「孤独」だった。そうならないために、私は演じて本当の自分を隠さないといけない。

次の日、私は本当の自分で真理と話をした。してみたら何かが変わると思ったからだ。すると…


楽しかった。心からそう思った。


こんなに楽しいことがあるのだと私は初めて知った。真理はあまりクラスに馴染めない女の子で、いつも一人でいた。そのためみんなが外で遊んでる間に、話をするのがとても楽しかった。でも…


怖い。


一人は怖い。想いは、変わらなかった。

真理とは、中学も一緒で高校も一緒になった。とても嬉しかった。本当の自分で話せる唯一の人なんだから。真理がいる、一人じゃない。そう思って、演じるのを辞めようとするが、やっぱりやめれなかった。


「美咲??」

時を戻されたように真理の声が耳に届く。

「ん?」

「高校もよろしくね〜」

「うん!よろしく!」

演技混じりな返しに真理は苦笑い。自分がきちんと演じたつもりでも、真理にはすぐにバレてしまうのだ。長い付き合いとは怖いものだ。

そこから、真理と学校までくだらない話ばかりした。高校のパンフレットにのってあった校長がハゲだったとか、昨日のテレビのことなど。


そんな日常がずっと続けばいいと思っていた。しかし、漫画のように上手くいかず真理と私の間には大きな溝が出来ていたのだった。



読んでくださった方ありがとうございます!

多分、わけわかめだと思います。文章力欲しい!てか、全然百合要素がない!!wwwww書いてて思いましたww

あとになるに連れてどんどんドロドロにしていくので、百合で釣られた方は少々お待ち下さい!


あ、真理ちゃんは僕っ子です!!女の子なので!

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