ミアの本性
11人と戦った日から3日経った。
「学園長、1年A組の新人戦の
代表が決まりました。」
ルメリ先生は、学園長に代表者が
書かれた用紙を渡す。
1人目 アリー=エンゲル
2人目 フィリオルド=ジョイア
3人目 リディアリナ=ジョイア
4人目 カシル=ナスタチカ
5人目 マルクス=ルーデル
「この5名かね。」
ルメリ先生に尋ねる。
「はい、この5名が私のクラスで
一番強い5名です。」
「そうか、頑張りなさい。」
「はい。それでは、失礼します。」
ルメリ先生は、学園長室をあとにした。
「・・・・今年は、荒れそうだな。
・・ガイアの話を聞く通りだと
あの子は・・・・・。」
バラドラスは、窓を見つめ
独り言をつぶやくのだった。
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新人戦代表者が決まった次の日の朝、
俺はいつも通り、朝早くに学校に向かった。
朝は、静かな教室で過ごすのが日課になった。
「はぁ〜静かな空間て、素晴らしい。」
机に両肘を着き、両手に顎を乗せて
のんびりしていると。
クラスメイトがやってきた。
1人、3人、6人、12人、と
この時間にしては、ありえないぐらいの人が
教室にやってきた。
「マルクス=ルーデル!!!」
「・・・ミアさんだっけ?何か?」
ミアが11人の前に立ち、俺の名前を叫ぶ。
表情は、自己紹介の時の様な笑顔ではなく。
睨みつけるように俺を見る。
「あなた、アリーさんから離れなさい!!!!」
いきなり意味不明なことを言い出した。
「なんで、アリーさんはあなたばかりに
話しかけるの!!!悔しい!!!悔しい!!!」
地団駄を踏み出すミア。
「お前ばかりずるい!!!」
「私達もおしゃべりしたい!!!」
「あわよくば、友達になりたい!!」
と後ろの11名も騒ぎ出す。
「・・・・えーっと。仲良くなりたいなら
話しかければいいじゃん。」
とミアに言う。
「は、は、はは、話かけるのは恥ずかしい!!」
それに!いつもあなたと王子と王女とばかりと
いるもの!!話しかける隙がないわ!!!」
と顔を真っ赤にして怒りだす。
「あなたなんか嫌いよ!!」
と更に睨みつける。
「・・・もしかして、俺が挨拶をすると
睨む理由って、アリーと仲良くしてるからか?」
ミアに聞く。
「ええ!そうよ!!」
と怒りながら返事をするミア。
「・・・そんな理不尽な、・・・・あれ?
後ろにいる全員?3日前に戦った
11人か??」
11人に指を差す。
「だからなんだ!!」
「だまれ!!」
「あの後、粘着液を落とすの大変だったんだからな!!!」
と文句を言ってくる。
「おまえら、騎士になりたいていう目標を持つ
すげぇ奴らだと思ったのに。」
あのときの11人が雑魚に見えた。
「うるさい!」
「ミア様の計画通りに行けば!!」
「調子乗りが!!」
と更に罵詈雑言が飛んでくる。
ん?計画??
「おい何か、計画って聞こえたぞ!
どうゆうことだ!話せ!!」
ミアに問い詰める。
「・・・あなたを11人でボコボコに
倒して学校に来れなくなったところを
アリーさんに話しかけて
仲良くなろうとしたわ。」
と恥ずかしそうに言うミア。
「いや!俺を怪我させる気かよ!!」
話を聞くと、あの日はマルクスが
全員と戦うと言いださなくても
11人で襲おうとしたらしい。
「・・・・マジかよこいつら。」
俺は、恐ろしくなった。
アリーと仲良くしてただけで
襲おうなんて。
「怖っ・・・・ん??俺を襲わな
方がいいのでは??」
ミアと11人に言う。
「ど、どうゆうことよ!!」
ミアが叫ぶ。
「俺をボコボコにしたらアリーが怒るぞ。
誰がやった!!て
そしたらみんな
アリーに嫌われるぞ!」
とミアと11人に話す。
「・・・・・・・・・・・」
数秒沈黙が流れた。
「「「「「「「「「「「「確かに!!!!」」」」」」」」」」」」
ミアと11人が、納得した。
「ならば、マルクスくん。」
と俺の手を握る。
「私にアリーさんを紹介してくれないかしら。」
とお願いしてきた。
「・・・いいけど一つ条件があるんだけど」
ミアに提案する。
「もう、睨んだり襲ったりしてこないで欲しい。」
「・・・わかったわ。交渉成立ね。」
と微笑むミア。
「ちなみに、なんでそんなに
アリーに執着するんだ?」
と質問をする。
「私は、かわいい女の子が大好きなの!!
そして、アリーさんは私の理想に
近い女の子!!!理想の女の子を
自分のものにしようと思うのは
普通でしょ??」
と独占欲をさらけ出す。
「・・・あぁそう。」
この人本当に怖い。
恐怖を感じた俺は、アリーが教室に
来たらミアと一緒に話しかけて
3人で話をした。
アリーも、優しい性格だったので
すぐにミアと打ち解けた。
こうして、俺は、ミアから睨まれることが
無くなった。
そして二度と関わりたくないと
本当に思った。
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