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マルクスVS11名

次の日、今日は新人戦の代表者の5枠を

かけて戦う日だ。


出欠確認をした後に、クラス全員

実技場に向かった。


「今から、新人戦の代表者を選びます!!

希望者は前に出てください!」 

ルメリ先生の指示で

20名中16名が、前に出る。

俺も前に出る。


「先生。」

16名の内の一人が手を上げる。


「何でしょうか?」 

先生が尋ねる。


「マルクスくんがこの場に出ていることに

不満があります。目標もなく

王立ドルバール付与術学園の中でも大きな、

行事の新人戦に出て欲しくありません。」

と俺に対する不満を言う。


「何よ!それ!!」

アリーが怒る。


「アリーさんみたいに彗星騎士団に

入りたいという目標を持ってるなら

出る理由はわかりますけど、

ただ出たいでこの場に出ようとしていることは

どうなんでしょうか?そう思ってるやつも

少なからずいると思います。」

アリーの怒りに、臆もせずに話を続ける。


「たしかに、いくら魔獣討伐の経験が

あるとは言ってもそれは、違うんじゃないか?」


「志が強い人が出るべきだよね。」

 

「てか、魔獣討伐経験って。

どうせ、アリーさんが全部倒したんじゃないの?」 


とクラスメイトの俺に対する不満が止まらない。


「みなさん、静かにしてください!!

確かに新人戦は、大きな行事です。

ですが、目標があろうとなかろうと

参加する気持ちに否定してはいけません!」

と先生がみんなに注意する。


「でも、やっぱり騎士になりたい人が

出るべきだよ。」


「これで、あいつが新人戦に出て負けたら

どうしてくれんだよ。」


「アリーさんの腰巾着だろ?」


先生に注意されても、止まない文句の嵐。


「・・・ごめん。」

と頭を下げる。


「けれど、俺だって

ただ出たいわけじゃない。

みんなみたいな目標が欲しい。

そのために、いろんなことに

行動したいんだ。

お願いだ、出させて欲しい。」

と再度、頭を下げる。


「お前の目標探しに付き合ってる

暇なんてないんだけど。」


「参加しない人たちのところに戻れよ。」


「戻れ!」

「戻れ!」

「「「戻れ!!!」」」

「「「「戻れ!!!」」」」

「「「「「「「「戻れ!!!」」」」」」」」


俺の参加に異を唱えるクラスメイトが、

戻れというコールを、実技場に響かせる。


「もう我慢できない!あのね!!!」


「アリー。」

真っ赤になって文句を

言おうとしたアリーを制止する。


「ただで出してくれなんて言わないよ。

先生お願いがあります。」


「何でしょうか?」

先生が聞き返す。














「俺に、不満を持つ人全員と俺一人で

戦わせてください。」

 





「!!??正気ですか??」


「はい、それもいっぺんにまとめて

相手します。全員を倒せたら

新人戦の参加権利をください。」

とルメリ先生にお願いする。


「し、しかし全然公平では、ありません。」

ルメリ先生が困った表情をする。


「いいじゃないですか〜。

ルメリ先生もマルクスに

出て欲しいってお願いしてたでしょ?」


「・・・そ、それはそうですが。」

アリーの言葉にたじろぐ先生。


「それに!みんなが束に

なってもマルクスには勝てないかも?」

アリーが笑顔で爆弾発言する。


「なんだと!!」

「ふざけるな!!」

「なめるな!!」

クラスメイトの怒りが頂点に達する。

もう、誰にも止められない。

 





「・・・・はぁ〜、わかりました。

マルクスくん。本当にいいんですね?」

とため息をつき、確認する先生。


「はい。大丈夫です。」

と目を真っ直ぐに見て答える。


「・・・では、マルクスくんに不満が

ある人は、手を上げてください。」

と先生に言われて、

アリーとフィルとリディとカシル

以外の11名が手を上げた。


「では、マルクスくんと手を挙げた人は

木剣を取ってください。」

各々が木剣を手に取る。


「マルクス頑張れ〜!」

アリーが応援する。


「これで勝ったらすごいね。」

とフィルがつぶやく。


「ですわね。」

と頷くリディ。


「どんな勝負を見せてくれるのか

楽しみだよ。」とカッコつけるカシル。


俺は木剣を構える。


相対する11人も木剣を構える。


「それでは、マルクスくんVS11名の

勝負を行います!!」


実技場に緊張が走る。











「それでは!!開始!!!」




戦いの火蓋がこうして切られることになった。





読んでくださってありがとうございます!!!

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