試験後
試験が終わって
俺達は、王立ドルバール付与術学園に合格
したことを両親に伝えると。
とても喜んでくれた。
その後は、ご馳走をいっぱい食べさせてくれた。
師匠にも報告すると、
「合格すると思っていたよ。おめでとう。」
と拍手をしてくれた。
そして、3週間後
入学式の日になった。
朝日が少し登った頃に、
1週間前に家に届けられた、制服を着る。
紺色のローブに王立ドルバール付与術学園の
バッヂがついている。
学校専用のシャツを着て、
襟に赤いスカーフを通して
ネクタイみたいに巻く。
そして白色のスラックスを履く。
「なかなか似合っているんじゃないか??」
我ながら、いい感じに着こなせた気がする。
ドルバールから支給された
革のカバンをと荷物を持って、2階から降りる。
1階にいる、お父さんとお母さんとココに
挨拶していく。
「あら!似合っているじゃない!」
「うん!かっこいいぞ!!」
「・・・お兄ちゃん・・かっこいい」と
たくさん褒めてくれる。
「俺!行ってくるね!
休みの日は、できるだけ帰ってくるから!」
お父さんとお母さんを安心させるために
帰らなければと思った。
「・・・マルクス。」
母が俺を抱きしめる。
「・・・ご飯は、しっかり食べるのよ。」
「・・・・うん。」
お母さんの言葉をしっかり守ろうと思った。
お母さんから離れる。
「なら、行ってきます!」
「「行ってらっしゃい!」」
お父さんとお母さんは
玄関まで見送ってくれた。
「重力付与!」
で空を飛んでアリーの家に行って
合流する予定だ。
「おっはよ~!マルクス!どう??私の制服姿。」
制服姿を自慢したいのだろう。
くるりと回った。
俺も、さっき褒められたから気持ちはわかる。
紺色のローブ、
セーラー服に赤いリボン。
スカートは、白色のプリーツスカートで、
凄く可愛らしい雰囲気だ。
着ている本人の素材も素晴らしい。
「おお〜!いい感じじゃん!
これは、学校でモテるかもな。」
惜しみなく称賛する。
「でっしょ〜!!」
アリーは、嬉しそうに笑っている。
「師匠にも、見せに行こう!」
「うん!」
重力付与で空を飛び、
師匠のところにも向かう。
病院の前につくと、
師匠がで義足で歩く練習をしていた。
「師匠!おはようございます!!」
「おはようございます!」
元気な声で挨拶をする。
「おお!2人とも!今日から入学式か!」
「はい!そうです。今から向かうので
師匠にも挨拶をしようと思って。」
「そうか。2人とも!制服が
似合ってるぞ!
少しだけあそこで話そう。」
と制服姿を褒めた後。
師匠が、病院の入口の短い階段に指を差す。
「重力付与。」で師匠は浮いて階段に座る。
俺たちも、その後に階段に座った。
「私も実は、王都にそのうち行くんだ。」
「え!そうなんですか??」
初耳だ。初めて聞いた。、
「あぁ、ここよりも良い施設の病院が
いいだろうと先生に言われてな。
王都の病院に移ることになる。」
「なら!すぐに会いに行けますね!」
嬉しそうなアリー。俺も師匠が
近くにいてくれるだけで嬉しい。
「近々、王都で会おう。
その時には、君たちはもっと成長しているだろう。
2人とも、頑張れよ。」
「「はい!!」」
と返事をして、俺達は王都に向かうことにした。
「私、そんなことを最近言ったかな??
ここよりも良い病院に行った方がいいって。」
と後ろには、
コーヒーを、片手に持った先生がいた。
「せ、先生!見てたんですか!!」
と驚く師匠。
「いや〜、なんなら全て聞いてたけど」
とコーヒーをズズッと飲む。
「いや〜。言われた気がするけどな〜〜。」
と頭を掻きながら、明後日の方向を
見る師匠。
「・・・言ったけど、それを言ったの
君が二人と一緒に、初めて来たときだけね。
手術が終わって、王都に行かせようとしたら
君がお願いしたんじゃないか。
ドルバール付与術学園の試験が終わるまで
2人の傍にいさせてくれって。」
本当の話をする先生。
「・・・お願いします!!
あの2人には、黙っててください!!」
顔を真っ赤にして、懇願する。
「いいよ〜。2人の傍に居たいから、
王都の病院に移動するって、2人に
言うならね。」
「っ!先生〜〜!!お願いします〜〜!!!」
と真っ赤になった師匠が、先生に
いじめられていた。
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