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016 俺の進化はしばらくお預け

 結局、俺は夜の間ずっと槍を突いていた。

 ウルフ達のしつこさには本当に参ったよ。

 奴らはまるでわんこそばの如く次々とやってくるんだもん。


 そんなウルフ達を撃退できた理由は……ずばり毒だ。

 【調合】でアロアポイズ草から作れる猛毒薬を作って使った。

 こいつを槍の刃に付けてウルフを突くと毒状態になって勝手に死ぬ。


 この毒戦法を行ったことで俺は窮地を脱したというわけだ。


 ……そういえば、戦ってる間に俺のレベルは最大になった。

 ステータスはこんな感じ。




 レッサーバンパイア LV10(MAX)

 名前   無し

 状態   健康

 HP  50/50

 MP  15/15


 ステータス

 攻撃力    10

 防御力    10(+14)

 魔法攻撃力  10

 魔法防御力  10

 素早さ    10


 スキル

 【観察LV4】【暗視LV8】【隠密LV7】

 【毒耐性LV7】【恐怖耐性LV3】【採掘LV10】

 【器用LV10】【調合LV25】【加工LV10】

 【細工LV10】


 特殊スキル

 【調合の極意LV2】【加工の極意LV1】【細工の極意LV1】




 レベル10で最大とかちょっとレッサーバンパイア弱すぎない?

 まあ、進化できるらしいけどさ。


 ちなみに進化の条件は2つ。

 レベルが10になること、そして1年以上生きることだ。


 まさかの年齢制限ですよ。

 努力だけじゃどうにもならないパターンを進化に組み込むのはやめろ。

 こんなか弱い女の子が1年も生きられる保証はないだろうが。


 はあ、思わず愚痴ってしまった。

 今は自分の将来より現状を見た方がいいのにね。


 現在、俺の住処はウルフに荒らされている。

 特に入口付近が酷い。

 もうウルフが普通に入れるだけの大きさの穴が開いてる。


 さっさと塞がないとヤバいよこれ。

 ウルフの群れがまた来ない内に早く修復しないと。


 そうと決まれば行動あるのみ。

 穴の入口から外に出た。


 穴の周りにはウルフの死体が至る所に転がっていた。

 毒の威力、恐るべし……ん?


 誰かの視線を感じる……?

 でも、周りには誰もいないぞ?


 しばらくすると視線は感じなくなった。

 さっきの視線は……まさか倒したウルフの仲間か?


 だとしたら一刻も早く修復しないと。

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