表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/83

014 魔物の戦いを見物しよう

 ベビーウルフの救助というトラブルはあったが、草集めは順調だ。

 これならすぐに住処に戻れる……ん?

 ちょっとストップ。


 どうやら近くに魔物がいるみたいだ。

 急いで茂みの中に隠れる。


 茂みからそっと覗いてみるとウルフが4匹いた。

 3匹のウルフが1匹の青いウルフを相手に戦っている。


 青いウルフなんて初めて見たな。

 新種かな?

 ちょっとステータスを確認……。




 ブルーウルフ LV20

 HP  172/172

 MP   51/ 51


 ステータス

 不明


 スキル

 不明




 強いなこのウルフ。

 昼間でもこんな強いやつがいるのか。

 夜に行動してる連中並の強さじゃん。

 おっかないなぁ。


 あ、1匹のウルフがブルーウルフに襲いかかった。

 でもブルーウルフは難なく避けたぞ。

 逆にカウンターの噛みつきで相手に致命傷を与えた。

 今度は2匹のウルフが同時に牙をむいたけど……ダメだこりゃ。

 ブルーウルフの方が素早い。

 一瞬でウルフ達の背後に回り込んで、1匹の喉を爪で切り裂いた。

 残った1匹はビビってるわこれ。

 ブルーウルフはそんな戦意喪失したウルフも殺した。


 あのブルーウルフすごく強い。

 あんなのに襲われたら俺なんか瞬殺されるな……あ、新手のウルフだ。


 ブルーウルフはすぐにその場を離れた。

 それを追って走るウルフ達。


 ……なんか今日はやけにウルフ多くない?

 それにウルフ同士で戦ってるなんて珍しい。

 縄張り争いとかしているんだろうか?


 まあ、ウルフ同士が潰し合ってくれるのは別にいいさ。

 でも俺の帰り道で戦うのは勘弁してくれないかな?

 早く帰りたいんだけど……。


 はあ、仕方ない。

 タイミングを見計らって一気に帰るしかないか。

 その時が来るまで茂みでじっとしていようっと。

「面白い」「続きが気になる」と思ってくださったらブックマークと広告下の「☆☆☆☆☆」からの応援お願いします……!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ