ANFA内グループわけ
【ANFA内グループわけ】
ANFAはまずおおまかに主に「管理部」「コントロール部」にわかれる。
「管理部」異常存在の収容、管理、研究を行う。また収容に必要な実働部隊を指示する。
「コントロール部」全国から情報を集め、また外部組織との交渉を担当する。
いわば管理部が内側、コントロール部が外側の仕事を行う。
より業務内容を狭めることで、担当する業務への解決能力を高めるためのチームわけだが、場合によって職員は協力(支援)しあう。
管理部は「管理チーム」「収容チーム」「医療チーム」「探索チーム」「研究チーム」「懲戒チーム」「教育チーム」「封印チーム」「記録チーム」「異物管理課」にわかれる。
コントロール部は「コントロールチーム」「情報チーム」「交渉チーム」「安全チーム」など。
【管理部】
《収容チーム》
多くの職員が属する。
異常な事件の現場に赴き、対応をおこなう。外界でのメインの実働部隊。
幾つもの少数人数チームを形成するか、個人で登録される。管理チームは仕事内容によって適性が高いと思われるチームに仕事を采配する。
もしくは収容チーム職員自身が、担当したい仕事を希望する。
仕事がない時は、管理チーム、警備チームを手伝い、収容された異常存在との面談・調査を行う。
《異物管理課》
収容施設の地下深層において、アーティファクト型異常存在を管理するチーム。
品数が多く、純粋に歴史的価値をもつ品物も含まれるため、専門の知識を有して業務にあたる。
また、管理チームが襲撃された・正しい運行ができなくなったと判断された場合、一方的に管理チームの権限をシャットアウトし、役割を代行することができる。
また、地下シェルターの役割も備える。
これまでの仕事や研究情報を記録、管理する「記録チーム」を内包する。
《探索チーム》
バロックランドの探索、調査を行う。敵対組織による大規模な動きが確認された場合、駆り出される時もある。
《ヒールストック》
就業不可能と判断された、「使い捨て用職員」。S●PにおけるDクラス職員。
危険性の高い業務において、「必要な場合、優先的に死なせる」職員として配置。
数度の警告と研修にもかかわらず、暴言や差別など他の職員と協力不可能、もしくは著しく作業能率を落とす=死亡確率を上昇させると判断されたものがいく。
流れてきた死刑囚も、管理チームと教育チームによる面接の結果落とされれば、ここにはいる。
なお、ヒールストックのヒールは、「踵」という意味。
《教育チーム》
外部から流れてきた人員の面談と、事件で生まれた孤児や十六歳未満の獣憑きに対する教育を行う。
未熟な職員が現場に出てもすぐ死ぬだけ、という考えから、きちんとした講習、あらかじめ共有しておくべき認識と常識を身につけさせる。
定期的に開催される『貝片追放』によって、教育チーム職員の半数以上の票を獲得した生徒は、ヒールストック行き、もしくはその場での処分となる。
また、自主的に成長を望む職員のために、『向上授業』と呼ばれる場を設け、管理する。
《医療チーム》
文字どおり治療を担当する。必要があれば、急遽「救急チーム」を選出、施設の外にも飛び出して救命活動を行う。
《懲戒チーム》
収容チームから選出された、高い戦闘技能を有する職員。許可を得ない脱走者、裏切り者の懲戒を担当する。
《研究チーム》
異常存在を研究し、分析する。また職員をサポートするための様々な道具や技術を研究、作成する。
《封印チーム》
『神』と称される影響力の大きな、巨大情報生命の収容・鎮圧を担当する。
海底都市『ムゥイシス』にて、封じ込めを行っている。
ムゥイシス内では生活のためのあらゆる設備があり、空調は勿論、畑、レストランや服屋といったものがならぶ「町」まである。
減退したモチベーションでは仕事のクオリティも下がるため。
従業員を含め全員が鎮圧チームメンバーであり、全員が収容と鎮圧のための高い技術を持つ。
メンバーは一年のうち八ヶ月は海底都市で過ごし、残りの四ヶ月は交代で地上で過ごす。
海底都市内では『常に勤務中』と見なされる。また別途有休も出る。
海底都市での業務に戻せないと判断された場合、一時的に「コシュタバワー探偵社」勤務扱いとなる。