第4話 …こいつ殴っていいですか?part 2
よろしくお願いいたします!
「今までの説明で分からなかったことは?」
「…」
この女神の言うことを要約すると
・俺は居眠りトラックに轢かれて死亡。
・ここは霊界の中でもこの女神の所有空間。
・死後俺の魂をここに拉致した。
ということらしい。
「何故俺をここに拉致した」
「拉致って、人聞きが悪いですね!拉致したのではなく神の権限で魂を無理矢理引き込んだだけですよ!」
「それを世間一般では拉致って言うんだよ!」
「私は神だ。」
「それで済まそうとしてんじゃねぇ!」
「そんなどーでもいいことは置いといて」
「どーでもよくねえ!」
「あなたを拉致…引き込んだ理由は」
「拉致って言っちゃったよ!」
「話が進まないので黙っててもらえます?」
…こいつ殴っていいですか?いいですよね?
「無理に決まってるじゃないですか?(笑)」
…神様、俺にこいつを殴る力を…
「私が神ってこと忘れてません?」
…くそっ!俺に!俺に力があればっ!
「あのー、そろそろ戻ってきてくださいよー」
「あ、すまん。あんたがうざすぎてついな」
「それであなたを呼んだ理由ですが、」
なんかどーでもよくなってきたな…
「魔王を討伐してほしいのです」
「…なんか、普通だな…」
「ええ、お約束のパターンですね」
「最近、魔王が暴れに暴れて他の生命が絶滅しかけた世界がありまして…」
「その魔王を倒して世界を救えと?」
「はい、その通りです」
…こいつの言うことを聞くのは癪にさわるが…
…ホントに嫌だが…
…死んでも嫌だが…
…あ、俺もう死んでた!
「真面目に考えてください」
…なんか年甲斐もなく、ワクワクしてきたな…
「その世界について詳しく教えてくれないか?」
「いいですよ。その世界はいわゆる剣と魔法の世界で、魔物がいて魔王がいます」
「定番だな」
「以上です。」
「え?」
な、なんか俺の体光ってるぞ!?
「あなたが無駄話をし過ぎたせいでもう時間がきてしまいましたね。」
「ちょっと待て!」
「では勇者様、御武運を。」
床に魔方陣らしきものが浮かび上がり体が消えていく…
意識が朦朧とする…てか、時間がきたのって…
「お前のせいじゃねーかああぁぁ…」
そうして俺は異世界へと送られた。
「男の転送を完了いたしました」
「分かったわ、ご苦労」
「はっ!」
「はぁ…時間を忘れるくらい楽しんだのはいつ以来でしょーか………ほんの少し…ほんとちょーっとだけ加護を増やしてあげましょうか!」
ここまで読んでいただきありがとうございます!
やっと話が進む!
感想、アドバイス等があればどんどんください!!!!




