PIERROT
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同性の友達
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友達以下
私は、それぞれの仮面を持っている。
無意識に付け替えている。
たまに、仮面が外れる時がある。最低な私が現れる。「こんにちわ」といやらしく微笑んで。
……嗚呼、こんな私が嫌になる。消えてしまいたい。死んでしまいたい。
天に叫ぶんだ。
「こんな私を、誰か殺してくれ!!生きているのが辛いんだ!!死なせてくれないのなら、新しい人格を与えてくれたまえ!!」
そんな願いが叶うはずもなく、私は堕ちていく。
こんな残酷な世の中に、私は溺れて、生きていかなければならないのか。
私は絶望した。
誰に助けを求めればいいのだろうか。悩んで、悩んで、答えは迷宮入り。
私はまた、新たな仮面を付け替える。
「コンニチワ、死神サン」
どうじゃろか?