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いつかの年の<俺>小話 いつかの7月・総選挙

あ、これで二台目だ。


何って、選挙カー。

お寺の境内で草むしり始めてから、まだ三十分経ってない。


選挙、もうこの日曜日だもんな。そりゃ、各候補も力が入ろうってもんだ。俺も当日は朝一番に投票行こう。


うーん、微妙にドップラー効果。


・・・

・・・


それにしても暑い。熱射病になりそうだ。塩麦茶でも飲むか。って、お。三台目が通っていく。珍しい、「○○をよろしくお願いします」の声が男だ。女性の場合は「ウグイス嬢」だけど、男性だと「カラス」になるって、この間テレビでやってた。


けど、この声。「カラス」から連想されるような嗄れ声じゃなくて、どっちかってーと。


いらっしゃいませ、奥様 今宵は奥様の美しさにかんぺー


そんな感じ。

もしや、奥様方の票を狙ってるんだろーか。


「いらっしゃいませ、奥様 今宵は奥様の美しさにかんぺー」

ホストというと、何故かいつも川原泉さんの漫画を思い出します。このセリフは『大地の貴族』でしたっけか。


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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もこっちの<俺>も、<俺>はどこでも変わらない。
『俺は名無しの何でも屋! ~日常のちょっとしたご不便、お困りごとを地味に解決します~(旧題:何でも屋の<俺>の四季)』<俺>の平和な日常。長短いろいろ。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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