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いつかの年の<俺>小話 ホラー映画はいかが? 2

昨日の依頼は、結局断った。ジャケットの裏に書かれたあらすじや解説、あおり文句によると、どうもクライマックスあたりがスプラッタ・シーンの連続らしいんだよな。


血が吹き出す! 内臓が飛び出る!


・・・作り物とはいえ、心臓に悪い。それに──父と母のことを思い出す。二人が殺された日のことを。


もう過去のことだけど、未だに夢に見ることがある。


というわけで、依頼者の濱中さんには知り合いのホラー映画好きを紹介することにした。『シエラデコブレの幽霊』とかいう、マニア垂涎のホラー映画の16mmを所有しているという彼なら、どんな怖い映画でも、微に入り細に渡って語り尽くしてくれるだろう。


彼の語りは、聞いた人によるとあの稲川淳二にも勝るとも劣らないという。

頑張れ、濱中さん。


リアルにチビるかも知れないけど。


20100421-20100422

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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もこっちの<俺>も、<俺>はどこでも変わらない。
『俺は名無しの何でも屋! ~日常のちょっとしたご不便、お困りごとを地味に解決します~(旧題:何でも屋の<俺>の四季)』<俺>の平和な日常。長短いろいろ。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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