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いつかの年の<俺>小話 ホラー映画はいかが? 1

今、俺は猛烈に迷ってる。


この依頼、断ろうかな・・・


目の前に、最新ホラー映画のDVD。ジャケットが怖い。めちゃめちゃ怖い。さっきから見ないようにしてるけど、そこにあるってだけで怖い。


自分は怖いから見たくない、でも中身は詳しく知りたいって、濱中さんどんだけ身勝手なんですか。俺にこれを見て語れっていうんですか。俺だって怖いです見たくないです。


ああ、俺のパソコン古いのに、何でDVDなんか見られるんだろう。何か知らんが色々いじって見られるようにしてくれた智晴のバカ!って、親切な元義弟に八つ当たりはダメだよな・・・


ああ、どうしよう。


映画なら、毎朝八時から始まるラジオ番組のあの人の語りを聞けばいいのに。土曜日の映画紹介、見なくても見たような気分になれるのに。


でも、こんな映画のあらすじなんて語ってくれないだろうなぁ・・・


「持った湯呑みをバッタと落とし、小膝叩いてにっこり笑い」は、MBSラジオ『ありがとう浜村純です』で聞けます。彼のエロオヤジの演技は神!ってじっちゃが言ってた。彼の映画あらすじの語りは、達人の域。

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□■□ 逃げる太陽シリーズ □■□
あっちの<俺>もこっちの<俺>も、<俺>はどこでも変わらない。
『俺は名無しの何でも屋! ~日常のちょっとしたご不便、お困りごとを地味に解決します~(旧題:何でも屋の<俺>の四季)』<俺>の平和な日常。長短いろいろ。
『古美術雑貨取扱店 慈恩堂奇譚』古道具屋、慈恩堂がらみの、ちょっと不思議なお話。
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