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次回別世界へ

彼の武器はいったいなに?

「神殺し」だなんてよく聞くけれども、それでも不遜で傲慢な発言だと思う。

でもひとつだけわかることは、このねえちゃんと過ごすことは大変心地よいのだ。


憎しみもどこか見えないところでくすぶってくれている。


僕は憎しみを好きなタイミングで右手に纏めることができるようになっていた。

この力で次元を切り裂くのだ。


「何か質問はない?」

まっていました

「神様ってたくさんいると思うんだけれども、だれを殺すの?」

「神様の名前いってわかるの?」

「わかるよ。」たぶん・・・

「ガネーシャ。シヴァの息子。象さんでぇす。」

「大物じゃないか!そんなの無理だよ」

「無理かどうかはやれよ猿。修行どうなってんのや。」


「見てろよ・・・」

目を瞑り右手に集中を研ぎ澄ます。

さっきまで感じてなかった感情が体を駆け巡る。

憎い憎い憎い


この憎しみに取り込まれないように、腕から先に憎しみをまとわせ大きな槍のような形にする。

頭は冷静だが、右手は憎しみで相手を貫き殺せるようになっているという寸法だ。

ただ、気を抜くとすぐにでも憎しみで体が乗っ取られてしまうようなことになってしまうので

要注意だ。


「まずまずじゃないか。ガネーシャの自慢の鼻に傷くらいつけれるんじゃないか」

傷つけられたのは僕のほうだった。

もっと強いと思うんだけどなぁ。


「で、お前のその憎しみ、武器にまで昇華される感情とやらの源泉は一体なんなんだ?」

「おれはある人間を殺すために生きている。」

「死んでるんだけどな。」

「何回生き返っても、輪廻しても、転生しても、かならずあいつだけは殺し続けると決めている。」

「それは一体だれなんだ?」

「誰でもいいだろう。時が来たら話すよ。ただ、人は誰しも人を憎んで生きているものだ。お前の歩んできた人生で一番殺したい相手を想像すれば、俺の今の気持ちに近づける。」

「そんな感情でそんな武器にはならない。」

「だな、ただしおれはこの無間地獄で堕ちている間、100年200年と憎しみにさらされ続けた。よってコントロールできるようになったのだろう。」


とりあえず、次元の亀裂を入れて、外にでるか




でれるかなぁ桑原じゃあるまいし

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