ネットで検索、コクシジウム
アパートに戻って湯沸かし。
藁小屋の藁を全部片付けて、『はな』隔離部屋完成。
二匹が過ごしていた小屋の枠を解体して風呂場で熱湯をかけ、続いて『はな』を洗う。抵抗は洗う場所を変えるときに少しだけ。
「お尻きれいにしてるからね、大丈夫だよー。怖くないよー」
相変わらずされるがままで、渇かすのも楽。隔離部屋に入れて、そんなことをしている間に『くぅ』の小屋も完成。
次は『くぅ』を洗う番。『くぅ』は小さいから固定が難しい。そのうえ暴れる暴れる。落ち着いたかな、と思っても『はな』のようにはいかず。必要以上に濡れてしまった。乾かすときも動き回って一苦労。半乾き状態で終了。
仕方ないので暖かめに調整してエアコンを一時間強かけておく。風邪をひかれるよりはマシ。
便利な世の中。
ネット検索で、コクシジウムの対応の面倒臭さと小うさぎの高い致死率を見て、脱臼よりも大変なことが起きていることを実感!
てか、身体から離れていても長期間生存って期間がはっきり書かれていないことが怖いわ!てことは隣の部屋にはコクシジウムが着実にいるってことで。次のうさぎは入室できない空間となっていると考えたほうが良さそう?やはりスチームをも買うべきか?いや、流石に『はな』を入室禁止にしておいて、快癒したら『くぅ』を検査してもらって、それで保菌していなければ大丈夫か?『はな』は隣室ではうんちはしていなかったことだし、そちらは『はな』が落ち着いたら考えよう。
初代のパスツレラ症の時は風邪薬もらって帰ったけど、数日で亡くなってしまったなあ。
あぁ、無駄に泣ける。
そしてうさぎの空腹の怖さも知る。
水は飲んでいても、食欲は少ないみたいだし、下痢自体は形はあってもゼリー状の半透明!着実にこのままじゃいけない!
夜中だけど、24時間営業スーパーに行って栄養価のありそうなものがないか探してみよう。
とりあえずはバナナを一欠片。ほんの少しではあるけれど口にすることは出来た。
明朝までに進まないようなら、小うさぎ用のみるくを買いに行くか、固形フードを細かくして注射器で無理やり食べさせるか。
なぜだろう。両手を水につけてじっとしている。固定用のガーゼが濡れているけれど、痛くて冷やしたいのならもう少し放っておくほうがいいのかな。それとも位置としては『くぅ』の側になるから近くに居たいだけなのか。
『くぅ』も『はな』も互いに顔を向けて動かず。
冷やし過ぎも良くないので、十分したら水の位置を変えておこう。ガーゼも乾くまで外して様子を見る。その頃には『くぅ』は位置は変わらないけれど寝転んでいる。『はな』も寝ようよ。
目を離せば水に両手をin。
泣きたいのは『はな』なのに、鼻が詰まるぜ、ちくしょう。
おやすみね、『はな』、『くぅ』。