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短編集

日本で最後に散る桜

拙作を書くにあたり意見を下さったユーザー様方に感謝いたします

 

 ――――出会ったのは、寒空に雪がやっとちらつくようになってきた頃だった。



 ぼくの居場所は川べりの土手だ。そこにはずっと昔から桜がある。

 今でこそはからっ風に葉を落としてしまっているが、春になればそんな寂しさもない。土手から続く道の先にある集落から、小町娘たちがきゃらきゃらと騒ぎ、酔っ払いたちが浮かれて手を叩く。そんな、人の輪の中心になるような場所だ。



 土がむき出しのあぜ道では、荷車を引くほっかむりが日暮れ前に急いでいた。

 学生さんだろうか。ここらでは見かけない詰襟の黒い服を着ていた。

 その荷車に、彼女が居た。


 ぼくがぼんやりとその荷車が去っていくのを眺めていたら、荷車に腰掛けていた彼女は、ぼくの視線に気が付いたみたいに、ぼくに向かって手を振った。

 まさか、そんな筈はないって思ったぼくは、彼女の事を気が付かなかったフリをして、淀む小川へと視線を戻した。


 だって、ぼくは、■■■■■■■■■のだから。



 ……でも、もしかしたら、この時ぼくは期待していたのかもしれない。

 桜が咲いた時を目当てにするのではなくて、ぼくを目当てに来てくれる事もあるかもしれないって。



 その答えは、次の日には解った。


 昨日の冷え込みをそのまま持ち込んだような低い雲が、今にも雪を降らせそうだ。

 身を切るような風に肌寒さを感じても、ぼくの居場所がどこかに変わる事はない。今日も今日とて、揺蕩う小川をぼんやりと眺めていたら、背後に何か気配があった。


「ねえ」


 女の子の声が、誰かに話しかけている。一応人の通りがあるところだから、そういう事もあるだろう。でも、ぼくには関係のない事だと解っていたから、その時はいつも通り、流れて来る葉っぱの数を数えていた。

「ねえ、ちょっと! 昨日も目が合ったのに無視して、今日も無視するの?」

 だが、途端。おかっぱに切りそろえた怒った顔が、ぼくの顔を覗き込んだ。ぱちぱちと瞬きする間にも、彼女は頬を膨らませる。


 彼女は間違いなく、ぼくを見ていた。だというのに、驚きすぎて、思わず間抜けにも、見えているの? って聞き返してしまっていた。

 今度は彼女の方が首を傾げていた。

「見えている? 変なこと言わないでよね。だから話しかけているんじゃない」

 当たり前でしょって、目の前の彼女が怪訝に眉を顰ませてしまってから、漸くぼくは、ぼくの期待が叶ってしまったのだと理解した。


 でも同時に、聞かずにはいられなかった。ぼくの事が怖くないのか、って。

 ぼくが周りに知られない事を、ぼくはよく知っている。だからこそ、ぼくに気がついた彼女が、ぼくを怖がってしまうのではないかって不安だった。

「怖い? あなたが?」

 予想外だったのは、彼女が吹き出した事だろうか。

「なんで? あなたよりも空襲の方が恐ろしいよ」

 きっぱりと言い切った時の彼女の厳しい表情は、子供には似つかわしくないものだった。それがどんなものか解らないぼくでも、とてつもなく恐ろしいものなのだろうって事くらいは解る。


 ぼくが思わず息を飲んでいたら、彼女は困った様子で苦笑した。

「だからね、私は兄さんと逃げて来たの」

 どうせ逃げた先に居場所もないのにねって、苦しそうに呟く彼女を見ていたら、何故かぼくも苦しかった。


 何かが出来る訳でもないくせに、ぼくに出来ることないかって尋ねたのは、彼女にとって不味いことだったのかもしれない。

 居場所がないなら作ればいいけど、それはぼくの側ではいけない事は、人の付き合いに疎いぼくでも解る。でも、そう言わずにはいられなかった。


 彼女は難しい表情をするのも忘れて、ぼくの顔をまじまじと見返すと、不意に笑った。

「じゃあ、なら、また明日も来ていいかしら。お話相手になって?」

 そんな事でいいのかって、正直ぼくは驚いた。

 でも同時に嬉しかった。ずっとここにいるだけのぼくにもやれることがあるんだって事が、春以外に人気の薄いここに誰かが来てくれるんだって事が、嬉しかった。

 喜んでそれを引き受けたら、彼女は照れ隠ししてそっぽを向いた。


「それじゃあ、また明日ね」


 またねって、同じように言える事すら、ぼくにとっては感動するほどだったんだと思う。彼女が去っていく背中も、時々振り返って手を振ってくれた事も、口元が情けないくらいに弛んでしまう原因だった。



 ――――それからぼくと彼女は、毎日色んな話をした。

 話をしたと言っても、ほとんど彼女のそれまでいた場所の話を聞くばかりだったけれども。


 ある日だってそうだ。

 彼女がここに来ることになった理由と一緒に、世間の話題というものをぼくに教えてくれた。


「めりけんは早く投降すればお国の為に手を貸してくれるんだってさ」

 めりけん? って、知らない言葉に首を傾げたら、彼女はなぜか嬉しそうに笑った。

「なんだ、学がないんだね」

 学って何? って、もう一度首を傾げたぼくに、彼女は仕方なさそうに、そして少し得意気に胸を張った。

「アメリカ人の事をそういうのよ」

 またまた知らない単語だ。アメリカ人って何? って、ぼくはいつものように何でも聞いた。でも、今度こそ彼女は呆れてしまったらしい。白い目で、溜め息をついていた。

「学がないって言うより無知だよね、無知! 聞けば私が何でも答えるって思ってるでしょ」

 叱るような調子に、ぼくだって流石に面白くない。そんな事ないよって頬を膨らませていたら、彼女がすかさずぼくの頬っぺたに手を伸ばしてきた。


 彼女に頬っぺたをつつかれたくなくて、慌てて凹ませる。でも、残念そうにその手を止められて、何故かぼくの方が残念な気持ちになった。

 触って欲しかったような、彼女が触れられないかもしれない事を知らずに済んだような、もどかしい変な気持ち。逆にぼくが彼女の触れればきっと、触れることが出来るんだろうとは思う。

 けど、安易にそれをしてしまうと、彼女との『今』がなくなってしまうんじゃないかって、不安になって動けなかった。

 ほんの少しの距離にいる彼女が、こんなに遠い。近いのに、遠くて、言葉に出来ないむずむずに叫びたい。でもそれをするのは恥ずかしい。


 だから仕方なく、ごめんねって言うのがやっとだった。そう言うと彼女は余計に怒るんだけど、“学のない”ぼくに出来る事って、彼女が気に触った事について謝ることくらいしか思い付かなかった。

 そして、案の定だった。

「ちょっと。それ、何に対して謝ってるのよ。何に対して自分が謝っているのかも解ってない癖に、上っ面だけで取り敢えず許してもらおうなんて私に失礼よ」

 今度は彼女の方がぷっくりと頬を膨らませて、ぼくの事を睨んでいた。彼女の声が、ぼくに沢山の事を教えてくれる。ぼくの中に足りなかった何かが雪みたいに少しずつ降り積もっていく気がして、もっと、もっと彼女に言葉をぶつけて欲しかった。

「私は謝って欲しいんじゃなくて、単に――――」

 だけど、今日に限っては、彼女から怒っている本当の理由を教えてもらえなかった。何かにハッとしたみたいに、彼女が辺りの空を伺ったからだ。

 肩透かしされてしまったような気がして、彼女の気を引いたものが恨めしい。



 最近、彼女はよく遠くの空を睨むように見上げている。何かがある訳じゃない。だから、きっと、鳥が自由に羽ばたいてる様子が憎いのかもだって、ぼくはいつも思う。


 でも、今日は何もない空じゃなかった。まるで彼女が睨んだ事に文句を言っているみたいに、空が小言を溢していた。

 いやいや違う。こんな春もまだ訪れていない時期に、夕立でもやってくるのだろうか。よく晴れた空は、雷でも降る前触れみたいに、ぶぅーんと鳴っていた。


「……ねえ、じゃあさ。貴方の無知を許してあげるから、あの枝一つ、私にちょうだい」


 不意に、彼女はそんな事を言う。

 彼女が何かを堪えている事には、すぐに気がついた。手が、微かに震えている。ぼくが断ると思っているのか、それとも何か別の理由があるのだろうか。

 こんな時、彼女の気持ちに疎い自分に嫌気がさす。


 それは構わないけど、と、曖昧に口にしてからもやもやした。何か見落としているような、言葉に出来ないもどかしさが喉につっかえて、そわそわと落ち着かない。でも結局ぼくは、何が『落ち着かない気持ち』にさせているのか、よく解らずにいた。


 戸惑っているぼくの意見なんて必要ないと言わんばかりに、彼女は「いいよね」 と念押しするように詰め寄った。

 はっきり言ってもう、押しきられているとは感じていた。けど、何でこんなにもやもやとした気持ちがつのって、落ち着かないのか解らなくて、戸惑ったままだった。

 それでも、愚図だとは思われたくなくて、こくりと精一杯の気持ちで首肯を返した。


 ぼくが頷くが早いが、彼女は僕の桜の木に飛びつくと、せっせと登って手頃な枝を物色しだした。彼女の早急さに慌ててしまって、危ないよって言っても聞いてもらえないだろう。

「私ね、多分。もうここを離れると思う。だから、貴方に会えなくなる」

 思いきったように告げられた言葉に、ぼくは呆けてしまった。

 なんで急にそんな事を言うのって訪ねようとして、そういえば、彼女が来た日も突然だったなって納得してしまう。


 突然やって来た日みたいに、突然いなくなってしまうの? そう思ったら急に、胸を握られたみたいに苦しかった。

 枝を折ったら病気になるかもしれないなって、さっきはそんな事をふと心配したけど、彼女が居なくなるなら、いっそ、なくなってもいいか。


 ……って、思ってしまっている、ぼくの気持ちに驚いた。


「これが良さそう」


 ぱきっと、小気味良い音を立てて、ぼくの桜から枝はあっさりと折られた。少し膨らみかけた蕾が五つ、新芽の兆しと共にひっそりと頭を垂れている。

 それを手にして、彼女は幹から飛び降りた。大事そうに枝を抱えていたせいで着地に少し失敗して、膝を少し擦りむいていたけれど、彼女は全く気にしてないようだった。

 大丈夫? って言いかけて、慌てて心配を飲み込んだ。


 多分、彼女の事でこんなに考えてしまうのが悔しかったんだと思う。こんな蕾、折ったらすぐに落ちてしまうよ、って、言わなくてもいい事をつい、言ってしまっていた。

 憎まれ口だって、もしかしたら彼女には筒抜けだったのだろう。ぼくの言った事がさもおかしいと言わんばかりに、にんまりと笑っていた。


「大丈夫。私がこの枝の時間を止めとくから。折角の蕾が落ちてしまわないように、ね?」


 容赦なく折った、一尺ほどの若い枝。

 冬明け前に手折られたそれは、多分、花が咲かないだろう。


 でも。


「時間よ、止まれっ!」


 そう言って彼女は、ぼくの手に枝を押し付けるように握らせると、ぼくの頬に顔を寄せた。


 ぼくの時間はそもそも動いているようで止まっている。だから、今更時間を止める事なんて意味がないと思っていた。


 でも、もしかしたら、彼女は本当に時間を止めてしまったのかもしれない。

 解るはずないのに、彼女のものが頬に触れたと、その時は確かに解った。その柔らかさに気をとられていたら、いつの間にか、彼女の姿はそこになかった。


 時間は本当に、止められたみたいだった。


「これは、私。挿し木して? それでいつか、あなたの隣に咲くね」


 耳元で囁かれた、そんな声を思い出す。

 くすぐったさは一瞬で、彼女の柔らかさを押し流すみたいに、何故か涙が勝手に落ちた。涙に勝手な事をして欲しくなくて、無理矢理拭ったのに、それでも、後から後から止まらない。



 その、直後。


 遠くの方で、聞いたこともない鳴き声が、空を驚かせながら響いてきた。


 同時だろうか。彼女がいつも帰っていく集落の方で、真っ赤な巨人が立ち上がった。

 きっと、そいつが暴れてる。子供が癇癪起こしても、こんな風に揺れたりしない。ずしんずしんと、地震とは違う揺れが、足の裏から解る。

 気がつくと、まだ蕾がついたばかりの硬質な枝を、てらてらと焦げくささを伴った光が炙ってきた。



 そんな様子を、ぼくは随分と長いこと眺めていた気がする。

 彼女はすごい。だって、ぼくの時間を本当に止めていた。いつもの土手の向こう側の景色がみるみる内に変わっていくというのに、動くことが全く出来なかった。


 でも、やっぱり、折った枝の時間は、止められなかったみたいだ。すっかり握りしめてしまっていた枝についていた蕾がひとつ、静かに首から落ちてしまった。


 真っ赤な巨人が、きっと夜まで追い出してしまったのだろう。その日の太陽はとっくに家に帰った筈なのに、ついに夜はやってこなかった。


 同時にぼくは息の根を止められた。勝手に流れた涙の理由がわかってしまったせいだ。

 こんなに時間が経ってから、やっと、ぼくは彼女がとても大切だったんだって気がついた。


 何かが張り裂けた気がした。

 きっとそのせいだ。身動きが取れなかったのは。


 呆然として、ひとつ、またひとつと、ぼくの目の前で蕾は彼女の枝から落ちる。それが、彼女の姿と重なった。


 気が、狂いそうだった。


 気がつくと、ぼくは蕾を止めたかった。落ちないで、やめてくれって、首を振る。



「挿し木して」



 そんな言葉を思い出して、のろのろとした動作で、ぼくはぼくの桜の木の側に膝をついた。

 今更かもしれない。でも、すがりたかった。


 彼女が言った通りに、ぼくはそれを地面にしっかりと刺した。途端に、彼女の魔法が解けたみたいに、昼夜の廻りが加速した。


 日差しが照って、あの日逃げ出した月は事もなさげに顔を出した。

 そいつを見ると、ぼくは堪らない気持ちになる。なんであの日、お前だけ逃げ出したんだって。

 呪い事なんて吐いたところで、意味なんてありゃしない。ぼくは早々にそいつの事は忘れて、ただひたすら、馬鹿みたいに出たり引っ込んだりするのを持った。


 彼女が言うには、あの昼と夜を繰り返しているうちに、この枝がもう一本の桜になるらしい。でも多分、挿し木は失敗したのだろう。だって、ちっとも一本の桜になる気配はない。


 ……解ってる。

 彼女がぼくの為にしてくれた優しさなんだって。


 もう数えきれないくらい待ったけど、彼女のくれた枝に変化はなかった。あった変化というと、すっかり蕾は落ちて、ぼくの桜だけは仕方なく花を咲かせていたくらいだろうか。


 多分もう、この枝が蕾をつけることすらないだろう。それでも僕は諦められなくて、いつもずっと、刺した枝を見守った。

 何度も日が登って、沈んで、何度も月が満ちて、欠けた。



 その間に、ぼくの桜を取り巻く景色は、目まぐるしく変わっていた。

 真っ赤な巨人が暴れたせいで、焼けて、散らかっていた辺りは、気がつくと整えられていた。沢山の人がどこからともなくやってきて、ぼくを見下ろすような、大きな箱が次々と背を伸ばしていった。

 ぼくの周りも整えられて、いつの間にか、土がむき出しになっていたあぜ道が、とても硬い道に変わっていた。


 その頃には昼夜は同席してるみたいに一緒にやって来て、一緒に去っているみたいだった。彼女の魔法がなくなったせいだって思ったら、無性に悲しかった。



 ただ、ここのところ春だけと言わずに、夥しいほどの人が僕の桜を見にやって来るようになった。戦火を逃れた桜だって、まるで崇めるみたいで気味が悪かった。

 逃れたもなにも、ぼくはずっとここにいるだけなのだから、崇める意味が解らない。


 でもそれ以上に、怖かった。沢山の人がやって来る度に、彼女が残した枝が、踏みにじられて手折られてしまうのではないか、と。怖くて怖くて、それ以上ぼくらに近づくなって、ひやひやした。

 残念な事に、ぼくの声は沢山やってくる人たちには全く届かない。やっぱり、彼女は特別だったって実感する。そう思ったら、懐かしさと寂しさにまた涙が溢れた。


 いつしかぼくは、彼女がくれた枝に目を向けられなくなっていた。



 それからまた、時は流れたのだろう。学がないって、彼女が笑っていたぼくには、最早時間の感覚もよく解らなかった。

 まあ別に、解ろうが解らなかろうが困ることはない。彼女がいない時間なんて、なくても困るものではないから。


 ただそんなぼくにも、季節の移り変わりだけは解った。彼女と出会った季節を知るのは、何もないぼくにとって、それだけが重要だったから。


 風の冷たさに、もうすぐ彼女と出会った季節がやってくるのかと知った。あの季節を思うだけで、じくじくと痛んでいた気持ちが少しだけ和らぐ。


 本当に少しだけ暖かい気持ちになって、やっと、彼女のくれた挿し木に久方ぶりに目を向けた。

 彼女に申し訳ないことをした。やっぱりぼくは、彼女の事が大切なんだって再認識する。


 それと同時に、気がついた。彼女の残した挿し木が、少しだけ伸びていた事に。

 驚かない訳がなかった。だって、いつの間にか、ずっと望んでいた彼女の姿までもが、僕の隣にいたのだから。


「ほら、ちゃんと会いに来たでしょう?」


 以前よりも小さく見える彼女は、ぼくが気がつくのをずっと待っていてくれたみたいで、ふわりと笑っていた。その後ろで、たった一つ、小さな桜の花が、季節外れに咲いていた。


 たった一つの小さな花は、木枯らしに負けてあっさりと散った。


 彼女が見えたのはその時だけで、それから僕は、彼女と会えていない。


 でも、今となってはそんなことはどうでもいい。

 だって、彼女が残していった桜は、僕に寄り添うように今もあるのだから。その事実が、何よりも幸せだ。


 そうしてまた、春は来る。

 今年の花は、彼女の分も美しく咲くだろう。

 

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