5/7
§壊滅×吸血 共通①
私の家は自警団組織で、それなりに裕福に暮らしていた。
しかし私の9歳の誕生日にその筋では有名な星府の裏組織ゲヘナイと秘密結社リナイハが私達の家で抗争をはじめてしまった。
『父さん!ゲヘナイのスナイパーが!!』
長い銃を持った幼い少年が堂々と戦地を走り、私達を狙ってくる。
『く……あれはナンバー15のポスポリューズだな。リジエ、いざとなったらこの男を頼るんだ……』
父から渡された紙には‘月下緋海’という名の男が日本にいる事、連絡先が書かれている。
『リジエ、お前には言っていなかったが、生まれたときに別の家に貰われた双子の兄が……』
父が諦めたように過去を語りだしとき、ロングソードを持った女が現れた。
女は父の顔を確認して、私を一度見る。そして気がつけば父の身体は動かなくなっていた。
『いやあああああああ!』